YouTube攻略大全

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YouTubeを攻略すべき7つの理由

結論から言って、今の時代にYouTubeを攻めないのは機会損失です。

まずは、なぜYouTubeを攻略すべきか。7つのポイントで解説します。

1.  SEOの激化

第一の理由は、SEO(検索エンジン最適化)の戦いが激化していることです。

これはウェブマーケター、ブロガーなら100%同意してもらえる問題意識でしょう……。

具体的にいうと、

1.  アルゴリズムの大型アップデート(次は金融?)
→問題ない手法でサイトを作っていても、問答無用で検索上位から吹き飛ばされる。2017〜2018年は健康ジャンルが阿鼻叫喚。

2. 公式サイト、大手サイトが上位独占
→近年、弱小のメディアは上位表示が取りにくくなっている傾向。公式サイトにコンテンツをパクられ、上位から叩き落とされる事例も……。

3. キュレーションサイト勢が健全化され、ガチで侵攻中
→キュレーション=パクリは過去の話。最近はガチのプロたちが予算かけてSEO攻めまくってます。

4. 「Google for Jobs」をはじめとする、Googleの自社コンテンツ誘導の強化
→Googleは検索結果に直接自社コンテンツを表示する傾向あり。ユーザーはメディアにまで飛ばず、検索結果&Googleコンテンツで満足してしまう。

5. 検索結果におけるYouTubeの台頭
→一部のクエリでは、圧倒的にYouTubeが優遇。Google的には自社サービスであるYouTubeを優先的に表示したい……と思われる。

こんなところでしょうか。

それぞれ、予算のない個人ブロガーにとっては、すべてが逆風です

ここから追い風が吹く……ような感じはしませんね。

個人的に根本的な厳しさを感じるのが「3」で指摘している、「キュレーションサイトの健全化」。

アクセス数が稼げるクエリについては、ウェブコンテンツ編集&SEOのプロたちがしのぎを削りあうようになってきています。

際立ったSEOノウハウや予算がない個人がここに参入するのは、戦車に竹槍で戦うようなものです……。イケハヤもSEOは自信ある方ですが、さすがにもう厳しいですね。

もはや個人は、ニッチなところを攻めるしかないです。

ただし、それもまた、時間の問題で戦車に攻められるわけですが……。

「SEOメディアは稼げる」ということは広く知れ渡り、組織が資本力で勝負するフェーズに突入しました。

ボーナスタイム終了です。チーン。今までほんとうにありがとうございました。

だからこそ!

YouTubeなわけですよ。

YouTubeに関してはまだブルーオーシャン状態。確実に、SEOほど競争は激しくありません。

攻略・制作ノウハウも整備されていないので、フットワークの軽い個人が攻めるにはうってつけのフェーズです!組織戦が始まる前に、築城しておきましょう。

また、YouTubeはSEO対策としても有意義である可能性があります

実際、一部のクエリではYouTubeが思いっきり上に来てるんですよね。

ブログで書いても上がらないビッグワードなんかも、YouTubeならサクッと上位に来ます。

ここだけの話、超イージーゲームです。これこそボーナスタイム……。

先日は「円高」というビッグワードで上位を2件取りました。


ただし、動画への流入はそれほど多くなく、掲載効果でプラス40,000回という感じです。

検索結果への反映もスピーディで、サクッとアップ後10分くらいで載りますね
とはいえ、上位を取ったところで、必ずしもアクセスが増えるわけでもありません。サクッとした情報なら、動画見るより記事見た方が早いですからね。

「検索→動画」という動線の価値は、クエリ、あるいはコンテンツの内容によって変わりそうです。

新商品レビューやレシピ動画なんかは、テキストよりも動画に流れる気がします。

GoogleがYouTubeを妙に優遇している今のうちに、トライ・アンド・エラーをしておくと、後の攻略に役立つでしょう。このイージーゲーム、いつまで続くかわかりませんよ。

というわけで、イケハヤがYouTubeを攻めているのは「SEOの次の一手」を狙う意味もあったりします。テキストコンテンツでSEO攻めるのはもうやめます……。

2. 動画広告への予算シフト

広告費という全体のパイを見ても、徐々に動画に比重が移っていくと考えています。

サイバーエージェントの調査によれば、動画広告の市場規模はうなぎのぼり。

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実際、美容系のアフィリエイトなんかは、着々と動画メディアへの広告シフトが始まっているとか……。

今のうちに動画メディアを育てておけば、動画広告の市場規模拡大の恩恵を受けやすくなります

動画広告は、従来テレビ広告に割かれていた予算(約2兆円)をそのまま奪っていきそうなので、これまでのデジタルシフトよりも巨大な波になりそうですね!

3. 活字離れと新たなニーズ

最近の若者は、もうブログを読まないんですよ

イケハヤは「テキストメディアはオワコン」と言い張っていますが、これはもう仕方がない時代の変化です。

ぼくもテキストで育った人間なので残念ですが、コンテンツ消費スタイルが変わっていくのは、どうしようもないことです……。

ここからテキストメディアの需要度が上がることは、まずありえないと考えます。どう考えても伸びシロないですよね?

衰退市場にリソースを割くのは時間の無駄なので、イケハヤは動画シフトを思いっきり進めています。テキストでの発信は、こうした有料教材が中心になりそうです。

動画、あるいは音声コンテンツは、テキストコンテンツよりも幅広い視聴スタイルを実現します。その点でも、動画は可能性があるんですよ。

たとえばイケハヤの動画は、こんなシーンでも利用されてます。

・ジムでの運動中に流す
・通勤中、移動中に流す
・作業用BGMとして流す
・お風呂に入っているときに流す
・垂れ流しにして、こどもの英才教育に(!)

こうした「受動的なニーズ」は、テキストコンテンツでは満たせませんよね。

テキストは非常に能動的なメディアフォーマットであるがゆえ、実はコンテンツ消費スタイルとしては例外的なんです。活字読むの、疲れますから。

人間は怠惰な動物なので、受動的に理解できるものを好みます。

そういう観点でも、動画・音声コンテンツはユーザーに求められていくと思われます。

実際、うちのYouTubeチャンネルは、接触時間ベースでみると、ブログ「まだ東京で消耗してるの?」の8〜9倍ほど再生されています

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同じ時期のブログの生データはこんな感じ。セッション(729,034)×75秒÷60=91.1万分と、大きな差がありますね。

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しかも、この差は拡大する一方です

受動的なメディアの強さをひしひしと感じさせられています……。9年育てたブログを4ヶ月で抜き去るとは……。

「動画はテキストよりインプットの効率が悪い」という意見も散見されますが、これはけっこう思い込みだと考えています。

YouTubeの場合は動画を2倍速で再生できますし、うまく作られている動画なら、ザクザクと飛ばしながらでも理解できます。

動画はテキストよりも情報量が多いので、慣れてくると、テキストより早く・低負担で情報収集できるとすら感じています。

デバイスという点で見れば、スマートスピーカー、あるいはスマートディスプレイでコンテンツを視聴するスタイルも、ますます広がっていくでしょう

Googleは「Home Hub」を、Amazonは「Echo Show」をリリースしています。

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うちの娘たちは(小学生&保育園児)は、Echo Showに「アンパンマン見せて」と話しかけて動画を見ています。

さらに先をいえば、自動運転機能を搭載したクルマでも、動画コンテンツは受容されていくはずです。

テキストは頭打ちですが、動画・音声の市場規模はどう考えても拡大するのです!

4. 先行者優位が働く

なぜ今YouTubeを攻めるべきか?

答えはシンプルで「先行者優位」が働くからです。

YouTubeというプラットフォームは、人気者がさらに人気になるメカニズムを採用しています。これは従来のSNSでも似たような仕組みになっていますね。

実際「急上昇」コーナーには、人気YouTuberの動画がずらりと並んでいます。弱小チャンネルが入り込むことは、めったにありません……。厳しい!

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検索結果や各種のレコメンド(関連動画)においても、登録者数が多く、更新性が高いチャンネルが優遇されているように見えます。

今のうちに人気者になっておけば、YouTubeというプラットフォーム上で大きく露出を獲得することができるわけですね。

参考までに「イケハヤ大学」は、攻略はじめて3ヶ月目の時点で、YouTube上で1,300万以上のインプレッションを獲得し、そのうち57.5%が「YouTubeによっておすすめ」されたものとなっています。

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あまり知られていませんが、YouTube攻略はこの「YouTubeによるおすすめ」が命です

この数字が伸びるかどうかで、チャンネルの成長率が変わります。プラットフォームに愛されれば、表示回数が増え、再生回数も伸びるわけです

そんな「YouTubeによるおすすめ」は、先行者優位のメカニズムが効いてくると分析しています。

ある程度人気を獲得しているチャンネルが、優先的に表示されるということですね。

みなさんがこの教科書を読んで、ビジネスっぽい動画投稿を始めれば、自然と先行者であるイケハヤの動画の露出も増えていく……という構図になるわけです。

それはイケハヤ自身の動画についても同じで、うちの関連動画には以下のメンツが頻繁に登場します。DaiGoさんはじめ、先行者ばかりです。

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煽るわけではありませんが、現状のレコメンドアルゴリズムを考えると、後発で入れば入るほど不利になるのは間違いないと思われます。

実のところ、これはツイッターとかも同じで、早く始めた人ほどフォロワーが多いんですよね。

「コンテンツプラットフォームは早いもの勝ち」というのは、デジタルメディアを攻める上での大前提です。さっさとやりましょう!

5. まだまだブルーオーシャン

「でも、YouTubeってもう遅いんじゃないですか?」

……みたいな声が聞こえてきます!

これ、ぼくもYouTubeやってみるまでは同じこと思ってたんですよね。「有名YouTuberの人たちはたくさんいるし、今から攻めてもしょうがないだろうな〜」みたいな。

ですが!

やってみたら、イケハヤ大間違い。

むしろブルーオーシャンすぎて笑えました

誰もまともにコンテンツ作ってないですよ、マジで!

いわゆるYouTuberの方々が攻めているのは、ジャンルでいうと以下のあたりが中心です。

・バラエティ企画
・キッズ向け
・コスメ、美容
・ゲーム実況
・ガジェット
・釣り

これ以外のジャンルは、まだまだ空きがあるんですよね。

上記ジャンルにおいても新陳代謝が激しいので、新興プレーヤーが入り込む余地はけっこうあります。実際、YouTuberの方はけっこうな頻度で「消えて」いきます。

レッド気味なのはエンタメ系で、ノウハウ・ハウツー系チャンネルはまだまだ空きがあります。海外チャンネルのトレンドをうまく抑えると、後発でも攻め口は余裕で見つかりますね。

6. ギガが足りない問題を解決する「5G」 がやってくる!

ついに、2020年から「5G」の普及が始まりました。

まだまだ利用料金も高く、利用範囲も狭いのが現実ですが、「動画を見たいけどギガが足りない」問題はもうすぐ解決されると思われます。

「動画を見たいけどギガが足りない」「読み込みが遅くて見る気がしない」という足かせが外れたら……間違いなく市場規模は拡大しますよね!

4Gの過去例を考えると、5Gが普及するのは、2022年、あるいは2023年くらいだと思われます

2023年あたりでチャンネル登録者を10万人獲得しておけば……余裕で月100万円は稼げるメディアになっているでしょうね!

7. ビジネスとして超有望。

動画ビジネスは全体として盛り上がることが確実で、ビジネス領域としては「超有望」といえます。

イケハヤの狙いとしては……うちのチャンネル「イケハヤ大学」を登録者100万人くらいまで育て、これで年商10億作りたいんですよね

100万人規模までくれば「何をやっても稼げる」フェーズに来ます。

企業から予算をもらってタイアップ動画を作るだけでも、1本500万は固いです。年間40本こなして2億円。

アフィリエイト、その他広告で2億円。

サロン、電子書籍などに誘導して年商3億円。

リアルビジネスを展開して年商3億。

皮算用もいいところですが、長い目で見れば、十分いけると踏んでます。

また今後は、YouTubeチャンネルのM&Aも盛んになると見ています

2013年にはDreamworksが「AwesomenessTV」を3,300万ドル(約35億円!)で買収していたりもします。

AwesomenessTVは、現在登録者660万人を誇る人気チャンネル。質の高いコンテンツが日々アップロードされています。35億円の価値はありますな!

実は、日本でも数千万〜数億円規模の買収はすでに行われています。

売却前提の新規事業としてチャンネルを育てておけば、3〜4年後に億万長者になれると思いますよ。怪しい話ではなく。

売却前提でチャンネルを作り込むなら、極力、属人性は排除しましょう。

あなたが売却したあとも、問題なくチャンネルが運営される体制にしておく必要があります。

たとえば、

・VTuberのようなキャラクターを導入する
・イラスト、アニメーションで勝負する
・イケハヤ大学のようにさまざまなパーソナリティが動画配信をするプラットフォームにする

なんてアプローチが考えられます。

今から10万人規模のメディアをコツコツ育てておけば、2025年あたりには数億円のExitも狙えるかもしれません!

YouTubeにコミットしよう。

というわけで、このタイミングでYouTubeをやらない理由はありません!

TikTok、Kwai、17Live、SHOWROOMなど、ライブ動画中心にYouTube以外のプラットフォームも出てきていますが、グローバル規模ではやはりYouTubeが独占的なプレーヤーになるでしょう。

まだ多くの人が参入していないタイミングで足場を作っておけば、先行者優位の旨味を得ることができます。

2022〜2023年頃には、5Gも本格的に普及し、動画の消費は一層伸びます。

急激に登録者を獲得するのはかんたんではありませんが、今からコツコツやれば、じわじわ〜っとした曲線で育っていきます!

3年後を見越して、コツコツとYouTubeを攻略していきましょう。今から育てておけば、あとでラクにお金を稼げるようになりますよ!

最短で1,000人を目指す方法〜攻略ノウハウまとめ

YouTubeは確実に盛り上がる!

とはいえ!

この「大陸」を攻めていくのはかんたんではありません。

一体どこからどう攻めていけばいいのか、その指針を語りたいと思います。

とにかく最初がつらい!

YouTubeチャンネルを育てる上で、ひとつの目標になるのは「登録者1,000人」。

というのも、ここまで育てると、チャンネルを収益化できるようになるんです。

「登録者1,000人」以上が、YouTubeを攻める上での「スタートライン」というわけです。

これ以下の弱小チャンネルは、YouTube大陸では相手にしてもらえない……と言ってもいいでしょう。

というわけで、スタートラインまで、サクッと到達しちゃいましょう!

……と、言いたいところですが!

これがどうしてなかなか厳しいんですよね……。

感覚的に、95%くらいの人は挫折します。

YouTubeはアルゴリズム的に、動画数が少ないうちはプラットフォーム上でおすすめされにくく、自力で集客をがんばる必要があります

渾身の動画をアップしても、YouTube上でちっとも露出されず、再生回数は10回以下……。つらい!

知名度が高い人についてもこれは同様で、イケハヤも最初は「こんなに再生されないのか……」と絶望しました。

冒頭でも述べましたが、ツイッター・ブログから流入取ろうと思っても、思ったより来てくれないんですよねぇ。

ですが!

登録者数が1,000人、5,000人、10,000人と育ってくると、YouTube上でのインプレッションが増加し、ラクに再生数が稼げるようになります。

ここまでいければいいんですが、ほとんどの人は1,000人以下の時点で挫折しちゃうんですよねぇ。

ブログも同じですが、最初はまったく読まれません。

この厳しい時期を乗り越えるには、覚悟と戦略が必要です。

差別化、差別化、差別化。

では、どのように初動を早めるか。

差別化できているかどうか」は、初動を作る上では超重要な要因です。

あなたがよほど有名人でもないかぎり、チャンネルの情報を見てもらったところで「こいつ何者?」とスルーされてしまいます。

特に、動画数もチャンネル登録数も少ないと「本気じゃないのかな」と思われて、なかなか登録までつながらないんですよね。

各種のYouTuberランキングサイトを見て、「どのチャンネルが目を引くだろうか?」と考察してみてください。

パッと見て「このチャンネルは、こういう動画を作ってるんだろうな」という情報が伝わるチャンネルになっていることが理想的です。

ある程度ファンが付いてくると関係なくなりますが、まずは「パッと見たときにチャンネルの内容が理解できる」ことを意識しましょう。

これだけで初動の1,000人はだいぶ獲得しやすくなるはずです!

イケハヤの場合は、「イケハヤ大学」というポジションを取ってます。

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パッと見たときに「このチャンネルは勉強・ビジネス系なんだな」と理解できますよね。

店舗づくりでいえば、ジャンルは「立地」、チャンネル名は「店名」、コピーライティングは「外観」のようなものです。

他のチャンネルと差別化が効いていて、なおかつニーズがあるポジションを探し求めましょう。

あまりにも人通りが少ない立地だと、いくらがんばっても客数が増えません。

人通りが多すぎる場所は、集客するために相当の工夫が求められます。

伸びない人はリサーチが足りない。

この項目、初稿では「当たり前すぎて書いていなかった」のですが、、、あまりにもリサーチが足りない人が多いので追記してます。

断言しますが、リサーチをせずにチャンネルを作ってしまうと、99%失敗します。

それくらいリサーチは大事ですし、リサーチなしで始めたYouTuberは、ことごとく失敗しています。

まずは徹底的に、自分がやろうとしているジャンルのチャンネルを調べてください。

  • 今どんなチャンネルが人気なのか
  • どんな動画が人気なのか
  • 過去にはどんなチャンネルが人気だったか(消えたチャンネルはあるか)
  • 新規参入者はどのように伸びているか
  • 先行者たちのビジネスモデルはどうなっているか
  • 先行者たちはYouTube以外の場でどのように発信しているか
  • 海外の市場ではどうなっているか(これめっちゃ重要

こうしたリサーチをどこまで徹底的に行うかで、成功確率が大きく変わります。

YouTubeチャンネルの立ち上げは「新規事業を始める」こととイコールです。

新規事業を会社でやるなら、絶対にリサーチはやりますよね?

なぜかYouTubeとなると、調べない人が多すぎて驚きます。

「まずやってみる」精神は大事ですが、リサーチなしで成功するわけがないので、絶対にリサーチ時間は確保しましょう。

特に、海外チャンネルのリサーチは非常に有効です。日本にまだ来ていないトレンドが見つかることも多く、うまく当たれば先行者優位の立場をゲットできます。

イケハヤは最近、中国語圏もリサーチ対象に加えて、日々情報収集をしています。動画は中国語圏もかなり発達してるので、やっぱり抑えておきたいんですよね。

書店にヒントがある。

「どんなチャンネルを作ろう?」という疑問をいだいたら、書店に行ってみましょう。めちゃくちゃヒントが溢れてます。

というのも、特に「実用書」「ムック本」「ビジネス書」あたりの棚を見ると、そのまんまYouTubeチャンネルにできそうなものが、けっこう見つかるんですよね。

一例を挙げると、たとえばこんな本。

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こういった本を参考にしてキャンプ系のチャンネルを作れば、かなり効率よく成果が出そうですよね。

この本なんかも、そのまんま「心理学大図鑑」という名前でチャンネル作ったらウケそうです(丸パクリはダメですよ)。

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書店に並んでいる本は「十分にマーケットが存在する」という点でも外しにくいですね。トレンドのおさえ方、構成やコンテンツも参考になるんで、意識的に書店を眺めてみてください。

「圧倒的不審者の極み!」は好事例。

YouTuberのなかで「これはすごい!」と思わされたのは、「圧倒的不審者の極み!」さん。

登録数は約200万人。人気動画の再生回数は2,000万回を超えており、まさに桁違いです。

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登録者数に対して再生回数が圧倒的に多いのは、海外のユーザーも閲覧しているからだと思われます。

どんな国の人が見ても理解できる内容になっていることに加え、字幕も対応しています。

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動画のタイトル・説明もしっかり多言語対応していますね。言語設定を変えると、自動的に翻訳されます。細かいところまで作り込んでいて、さすがの一言。

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顔出しもせず、淡々とさまざまな素材で包丁を作るだけ。更新本数も少なめ。

にもかかわらず、世界中から人気を獲得し、推定広告収入は年商1億円規模……。うーん、ほんとうにすごい!

YouTube動画を作る上では、こうした成功事例を意識しましょう。

異なる言語の人が見ても「面白い!」と思ってもらえるコンテンツは、まだまだ生み出せそうですね。

YouTubeはグローバルプラットフォームなので、うまくコンテンツを出せば世界中からアクセスを集めることができるんです。みなさんなら何を作りますか?

競合を分析し、コバンザメを狙え!

動画を作るときは「類似のチャンネルで人気を得ているもの」を制作することを意識しています。

競合のチャンネルを見ると、意外なジャンル・テーマが受けていることに気づくことがあります。

そういうときは遠慮なくテーマをパクって、自分なりのプラスアルファを載せて語り直すようにしています。

この作り方は、人気動画の「関連動画」枠を取ることができる可能性があるんで、強いんですよね。

名付けて「コバンザメ作戦」。

イケハヤの場合だと、マナブさんの人気動画の「次の動画」枠をなぜか取っていたりします。

人気動画にうまくテーマを近づけると、こういう露出が獲得できる可能性があるわけですね。

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他の人のYouTubeを見るときは、「この人の動画の関連動画に載るには、どうすればいいか?」といった問いをもって閲覧するといいでしょう。攻略法が見つかる可能性があります。

YouTubeのインプレッションを研究すると、「YouTubeにおすすめされるかどうかがすべて」とすら言えるんですよね。

人気動画の関連枠を抑えたらアクセスは必然的に増えるので、貪欲に攻めていきましょう。もちろん内容をそのままパクるのはダメですよ!「テーマはパクって、内容で差別化する」が鉄則です。

「テーマをパクる」のはYouTubeでは昔からある手法で、たとえば「スライム風呂」なんかは、みんながパクりあって、もはやひとつのジャンルになっています。最初にやったのは「はじめしゃちょー」っぽいですね。

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テーマのパクリは効率よく成長させるためには、かなり効果的なテクニックです。お試しあれ!

なお、競合のデータを取るツールとしては、「Socialblade」「NoxInfluencer」がおすすめです。

ウケなかったらすぐ捨てろ!

「ウケの悪い作風」「ニッチすぎる市場」に固執して動画を作り続けるのはやめましょう

ここで失敗しているYouTuberは多いです。

最初のコンセプトはほとんどの場合ハズレです。

よほど土地勘がないかぎり、YouTube大陸にぴったり合うコンテンツを最初から作れることはないでしょう。

なので、コンセプトがマーケットに合わないようなら、サクッと捨てて次にいきましょう。ダメなもんはダメです。

毎日YouTubeにコミットすると「あれ?これやったらめっちゃウケるんじゃね?」みたいなアイデアがぽんと出てくるんで、フットワーク軽く採用していくのが成長のコツだと思います。

これはYouTubeにかぎらず、あらゆるコンテンツビジネスに共通して言えることですね。

ウケない芸はすぐに捨てて、新しい芸風を実験しましょう。面白くない一発芸を続けても伸びませんからね。

特化しろ!

YouTubeは「特化すること」が非常に重要なメディアです。

ひとつのチャンネルに、複数のテーマを入れないようにしてください

複数テーマを入れるということは、客層が分散されるということです。客層が分散すると、いわゆる「回遊率」が落ちやすくなり、チャンネル評価が下がります。

たとえば「子育てと美容を語るチャンネル」を作ると、「子育て動画を見たい人」と「美容について知りたい人」が別れてしまいますよね。

「子育て動画を見たい人」は、当然、美容の動画はスルーします。

「新しい動画が出たけど、美容系か……スルーしよ」という感じでユーザーが離れてしまい、クリック率、滞在時間が落ちて、「YouTubeのおすすめ」にも乗りにくくなってしまいます。

YouTubeを始めるときは「1チャンネル、1テーマ、1ターゲット」を意識しましょう。複数のテーマやターゲットを狙いたいときは、その数だけチャンネルを作るのがおすすめです。

ターゲットを絞る!

「テーマは見つかったけど、いまいち後発で勝てるイメージがない……」

というときは、「ターゲットを絞る」のがおすすめです。

たとえば「筋トレの動画」を扱うのなら、思いっきりターゲットを絞ってみましょう。

そうですね……ぼくなら「海でモテたい男子高校生のための筋トレ講座」とかにしますかね。うまく育てば、夏場はかなりのアクセス数になるはずです。

筋トレ動画はもうレッドオーシャンなので、ぼくならターゲットをニッチにして差別化しますね。

他には、たとえば「ヨガの動画」を扱うなら、「【1日10分でできる】腰痛に悩む人向けのヨガ講座」なんてチャンネルはよさそうですね。「腰痛改善」に特化するということです。

単に「ヨガ」だと見る気がしませんが、これだと腰痛に悩むイケハヤは確実にチャンネル登録します。

ターゲットを絞れば、コンテンツのアイデアも膨らんできます。語るべき対象が誰なのか、試行錯誤しながら動画を作り込んでいきましょう。

100本作ってダメなら新チャンネル作れ!

ここは、初稿では書いていなかった項目です。

2020年に入って、YouTubeのアルゴリズムが厳しくなった印象があります。

なにかというと「ダメな動画をアップしつづけたチャンネルは、そのあとどれだけがんばっても挽回できない」という傾向があるんです……。

2019年はそんなこともなくて、じわじわ改善できたのですが、競争が激しくなってアルゴリズムも厳しくなったのかもしれません。

なので、「1チャンネル、1テーマ、1ターゲット」で100本動画を作って、それでも伸びないようなら、そのチャンネルは捨てたほうがいいです。

苦しい判断かもしれませんが、事業は常にそんなものです。

先ほども書いたとおり、ダメなものに固執することがいちばんダメです。自分の可能性を信じて、新チャンネルを作りましょう。

闇雲に作ってもうまくいかないので、しっかりリサーチをしてください。失敗した理由を言語化できれば強いですね。

そもそも最初からうまくいくわけはないので、むしろ「2つ目以降のチャンネルからが本番」だと思うくらいがベストです!

レベルを下げろ!

これに気づいたことで、チャンネルが一気に伸びた過去があります。

YouTubeを伸ばす上でもっとも重要なのは「レベルを下げること」だと気づきました。

YouTubeは若年層が多く、また視聴態度もゆるやかなので、あまりハイレベルな話をしても数字が付いてきません。

また、流入を見ても「検索エンジン」からの視聴者はごくわずかです。ブログの場合は検索エンジンからのアクセスが大半ですが、YouTubeはちがうんですね。

つまり、YouTubeを見ている人たちは「なんとなく見つけたから視聴してみた」「何かをしながら流し見している」といった具合で、脳の活動レベルが低い傾向があるんです。

となると、そういう脳レベルでも理解できるよう調整する必要があるわけですね。

「ちょっとだけ煽りタイトルにする」「ちょっとだけゲスにする」「内容をシンプルに絞る」「たとえ話を多く使う」なんて工夫をするようにしてから、だいぶ数字がよくなってきました。

YouTubeはブログよりもレベルを落とさないとダメな感じですね。

今の感覚としては「大学1年生くらいの視聴者」をイメージして話をするようにしています。

昔Fラン大学で授業持っていたのですが、そのときの感覚でコンテンツを作っています。

もっといえば「中学生でもわかるくらい」のコンテンツが理想なんでしょうね。

とはいえうちのチャンネルの場合、そこまで落とすと内容が追いつかないので、せいぜい「高校3年生」くらいまでが限界な気もしますが……。

動画の理解レベルが高くなりすぎていないかは、定期的によくチェックするべきですね。頭がいい人ほど陥りやすい罠なので、ぜひとも気をつけましょう。

登録者を増やしたければ、広告を打て!

(注:2020年9月時点で、広告の承認がかなり降りにくくなっています。ダメ元でお試しください)

YouTube攻略の辛さは「最初のうちはほとんどインプレッション(プラットフォーム上の露出)が確保できない」点にあります。

が、これは実は札束で解決ができます!

初動で勢いを付けたければ、自分の動画をPRする広告を打ちましょう

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イケハヤは毎日最大5万円の予算で広告を出しました。

広告の種類:TrueView ディスカバリー広告
上限入札単価:3円
デイリー再生回数:500〜10,000回
チャンネル登録獲得コスト(CPA):150〜200円
月間消化予算:40〜50万円

という感じです。

再生回数(出稿状況)は、日によってかなりバラツキがありますね。広告予算をほとんど消化できない日もあります。

これ生のグラフです。

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入札額(黄色)はほぼ一定ですが、表示回数(青)はかなりばらついてますよね。おそらく他の広告主と競合して、競り負けているのでしょう。札束バトル!

入札単価を4〜5円まで上げれば再生回数は増やせますが、CPAも上がってしまうので当面はこの設定で回します。

入札単価を2円にするとCPAはぐっと下がりますが、ほとんど露出は取れなくなります。

というわけで、まずは入札単価2〜3円のレンジでスタートするのがいいでしょうね

急ぎで登録者を増やしたいなら、割高になる覚悟で4〜5円にする感じになりそうです。

チャンネル登録のCPAは200〜300円の範囲に収まると思います。というか、収めましょう。

CPAが200円なら、ざっくり20万円で1,000人の登録者を獲得できる計算になります。

CPA300円なら30万円で、1,000人です。

1,000人獲得までに20〜30万円は決して安い値段ではありません。

が、メディア事業として育てていきたいなら、このくらいの投資はぜひともできるようになってほしいですね。

新規事業を始めると考えれば、激安ともいえるコストです。店舗の開業コストなんて、1,000万円以上かかったりするわけですからねぇ。20〜30万円の投資でスタートラインに立てるなら、まったく悪くないです。

シンプルに札束で戦えるのは、YouTubeの面白いところだと感じます。

そもそもYouTubeが再生されると広告収入が得られるんで、これをそのまま突っ込むのはありですね。

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うちは毎日1.5〜2万円ほどの収入が発生していますが、初期はすべて広告に再投資していました。実質コストはほぼゼロという、錬金術感……。

広告でPRする動画は、自分のチャンネルのなかでも反応がいいものを選んでいます。

再生回数が伸びている動画は概ねCPAがよくなると思うので、いい動画ができたら、サクッと広告を回してテストしてみるといいでしょう。

YouTube Studioからそのまま出稿設定ができます。

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ターゲッティングの設定については研究する余地があります。今後、改善できたら追記していきます。

余談ですが、2019年1月時点で、なぜか広告が不承認になることがあります。もちろん、規約的には問題がない内容です。
一度承認された広告をコピーしてそのまま出稿しても、不承認になることがあるんですよね……。Google側のエラーの可能性があります。

同じ内容で再審査を出すと、スッと承認されたりするので、諦めずに再審査を依頼するといいでしょう。

追記:ジャンルによって刈り取りに限界があるかも。

2019年2月6日追記です。

広告を回して2ヶ月目なのですが、だいぶCPAが上がってしまいました。

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まったく同じ設定で回しているのですが、徐々にCPAが上がり、730円を超えてしまいました

この設定、1ヶ月前はCPA200円で行けたんですけどねぇ。難しいものです!

イケハヤ大学のジャンル自体がニッチなので、刈り取りに限界があるのかもしれませんね。CPAちょっと高すぎるんで、一度広告出稿をストップしました。

ある程度刈り取りができたら、広告でお金を吐き出すよりも、コンテンツを買い取ったり、動画編集チームを雇ったりするほうがよさそうです

ちなみに、同じくビジネス系を攻めているマナブさんも、CPA600円ほどに落ち着いたようです。貴重なデータを出してくれて助かりますね!

役立つコンテンツか、エンタメか。

YouTubeで制作するコンテンツを、大きくふたつに分けると「役立ち(ノウハウ)系」か「エンタメ系」に分かれます。

イケハヤ大学は、言わずもがな「役立ち系」です。

役立ち系は再生回数を稼ぐ難易度が上がりますが、意識の高い視聴者が集まるので、収益化はやりやすくなります。基本的にはこちらのルートがおすすめです

役立ち系のコンテンツ案を、ざっとまとめます。

・初心者向けの釣り入門講座
・クルマの整備方法
・キャンプ道具のメンテナンス方法
・包丁の研ぎ方
・面接のテクニック
・受験勉強講座
・お得なセール情報
・お金の増やし方講座
・ニュースまとめ
・恋愛ノウハウ講座
・ダイエット講座
・筋トレ、ストレッチ講座
・著名人インタビュー

などなどなど……。

ユーザーの悩みを解決する」動画を作るイメージですね。

ブログをやったことがある方は、アフィリエイトサイト、Adsenseサイトを想像してください。

「あ、これならできるかも?」というアイデアを見つけたら、ぜひ動画を撮ってみてください。

情報価値を魅力にする役立ち系は「顔出し」する必要性もないので、気軽に取り掛かることができます。

前述の通り、書店に並ぶ書籍や雑誌を見ると、どういうコンテンツが求められているのかヒントを得られると思います。

売れている本のテーマは、そのまま動画のテーマにうってつけですよ。

エンタメ系は、テレビの番組表にヒントがあります。ゴールデンタイム近辺はいいかもしれません。

ざっと見た感じ、たとえば

・有名人、インフルエンサーの自宅潜入企画
・東大生を集めてクイズ大会やってみた
・日本人の3割しかしらない雑学まとめ
・有名人の知られざる逸話
・家のなかにあるものを片っ端からメルカリで売る企画

なんて感じの企画を思いつきました。

テレビでウケている企画はYouTubeでもウケる可能性が高いので、企画アイデアに悩んでいるならテレビ番組表を見てみるといいでしょう。

YouTube独自のエンタメジャンルとしては「ゲーム実況」「VTuber/アイドルの生配信」「キッズ向け動画」があります。ここらへんも企画要素を入れるとさらに伸びる可能性があるので、試行錯誤してみる余地はあります。

ただ、エンタメでアクセスを稼ぐのは……イケハヤ的には難しさを感じます。

というのもエンタメはファンが付くまでは「企画勝負」なところがあり、制作コストが高いんですよね。

ネタを探して、企画立てて、動画撮って、編集して、ネタを探して……というループは、なかなかしんどい気がします。

もともと人を笑わせるのが好きだったりすると、苦労なくできるのかもしれませんが、毎回のネタ探しはかんたんではありません。

ファンが付いてしまえば「何をやってもウケる」ので、そこを目指してひたすら企画をやっていくのはありですね。イケハヤには無理ゲーに思えるので、ぼくはやりません……。

制作に掛かるコスト(時間・お金・苦労)を考えると、お役立ち系の動画コンテンツはだいぶイージーです

イケハヤの場合は、単に「自分の知っていること」「今考えていること」をネタにしているだけです。ネタ探しに苦労することも、編集に時間を掛けることもありません。視聴者にとって役に立つ話をすればいいだけですから。

もっとも、役立ち系を配信するためには、相応の知識・経験の量が求められます。何も持たない学生なんかは、エンタメに振っていく方が賢いのかもしれません。

有識者にインタビューをし、それを動画にまとめてもいいわけなんで、「自分には知識も経験もないからお役立ち動画なんて作れない」と諦めるのは間違いです。

キャラクター化を目指せ!

ノウハウで攻めるか、エンタメで攻めるか。

大事なのは、いずれのルートを取るにせよ「キャラクター化」を強く意識することです。

今後YouTubeの攻略情報が出回ると、コンテンツのクオリティや集客面で差別化するのは、一気に難しくなります

YouTubeは本質的に「けっこう稼げる」んで、みんな一斉にやりだすんですよね。

となると、盲目的に「悩みを解決するコンテンツ」「笑える動画」を作っているだけでは、なかなか勝ちにくくなります。

どの世界でも言えることですが、プロが予算をぶっこんでくるようになると、素人の動画は駆逐されていくでしょう

これはもはや「必然」なので、今から対策を考えないといけません。

今からできる対策は「キャラクター化」を進めることです。

魅力あるキャラクターを作り、そのキャラクターを通して、ノウハウ、あるいはエンタメ動画を作るのです。

キャラクターを上手く確立することができれば、あなたのチャンネルには固定ファンが付きます。

仮に競合の動画のほうがクオリティが高かったとしても、「ファンだから」あなたの動画を優先的に消費してくれます。

「素人がコンテンツのクオリティとテクニックで戦える」のは、初期のうちだけです。

ゆえに、ブログメディアにおいても、ぼくは「イケハヤ」というキャラクターを作り上げることを意識してきました。もちろん、YouTubeでも同じ戦略です。

抽象的ではありますが、いい動画を作るだけではダメだ、ということです。まず、良いキャラクターを生み出しましょう。

キャラメイキングをするためには、競合のYouTubeを見るのはもちろん、マンガを読むことも役立ちます。自分の琴線にふれるキャラクターを観察し、動画のなかに要素を取り込んでいきましょう。

ぼくは「眼力が強い」と言われてるので、こんな感じでキャラ化してますw

初動の集客は検索から。

ここの箇所は大幅にリライトしています。

以前は「初動の集客はSNSやブログからやろう」と書いていたのですが、最近はアルゴリズムが厳しくなり、この手法が逆効果になる可能性が出てきました。

というのも、SNSから視聴者を連れてくると、離脱率が高くなり、チャンネル評価が下がる可能性があるんです。

初動はなかなかしんどいのですが、まずは「YouTube検索」からのアクセスを作っていくのが王道といえそうです。

あるいは、つながりがあるのなら、他のYouTubeチャンネルから流すのもよいでしょう。

初動のアクセスは、YouTubeのなかで完結させる」ことを意識することが大事です。

よほど工夫しないかぎり、SNSやブログ経由のアクセスはどうしても質が悪くなり、チャンネル評価が下がるリスクがあります。なので、ぼくも基本的にはツイッターで自分の動画を拡散しません。

YouTubeはかなりシビアに、チャンネルの評価を行っている雰囲気です。立ち上げが難しい初動フェーズほど、良質な顧客だけを集める意識で、集客経路をデザインしていきましょう。

ブログ記事を流用しろ!

すでにブログを書いている方は、ブログの内容をそのまま動画コンテンツにするのはおすすめの手法です

ブログとYouTubeは視聴者層がまったく違います。

また、メディアフォーマットも大きく違うので、「ブログで読んだ話がYouTubeで語られていた」としても読者は違和感を覚えません(逆もしかり)。

イケハヤは過去に1万本以上のブログ記事を書いている(書籍も多数出版)ので、そこからネタを拾えば、もはや死ぬまでYouTube動画を制作することができます。

ネタがありすぎて、時間のほうが足りません……。

過去にテキストコンテンツを生み出している方は、YouTubeを始めるのにうってつけです。

過去の人気記事を動画化すれば、それはYouTube上でも歓迎されるコンテンツになるでしょう。

耳コンテンツを狙え!

2019年時点でかなり伸びシロを感じているのが「耳だけで理解できるコンテンツ」というジャンル。

「YouTube=テレビの代わり」というイメージが強いですが、実はラジオの代わりにもなるんですよね。

そんなわけで、イケハヤのチャンネルは、基本的に「バックグラウンド再生で理解できる」ように作っています。

直近ではYouTube側も「YouTube Premium」というサービスをリリースし、バックグラウンド再生を可能にしました。まさに耳だけで楽しんでますね、この人。

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耳コンテンツは現状「がら空き」といえる状態なので、かなり攻めがいがあります。

既存の大手YouTuberのコンテンツって、ほとんどが「見る用」ですからね!

バックグラウンド再生に適したコンテンツの市場は、

・5G
・ワイヤレスイヤホン
・スマートスピーカー、スマートディスプレイ(Amazon Echo、Google Homeなど)
・音声認識アシスタント(Siri、Alexaなど)

の普及・進化とともに、じわじわと広がっていくと考えています。

再生時間が長期化しやすく、広告も入れやすいので、収益の獲得という点でも耳コンテンツは優位性がありますね。

毎日更新すべきか?

YouTubeの更新頻度はどうあるべきでしょうか?

ここは、意見がわかれる部分でもあります。

個人的には「初心者はレベルを上げるためにも毎日更新すべき」というスタンスです。

イケハヤも1年目は毎日更新を続け、ひたすらトークのレベルを上げることを意識しました。

が、10万人を超えたあたりからは「20分以上のがっつりした講義」を中心にするために、あえて本数を減らし、週に3〜4本にしました。

2020年に入ってから「量より質」戦略がアルゴリズムでも効きやすくなってきた感じもあります。

とはいえ、個人的な体感としては、

A. がっつり作り込んだコンテンツを「週に一本」出す

B . サクッと作れる有益なコンテンツを「毎日」出す

という2つの選択肢では、YouTubeのアルゴリズム的にいって「B」の方がチャンネルの成長スピードは高まると思われます。

特に、初心者が「A」を目指すと、改善が進まずに停滞する恐れがありますね。

Bは理想的ですが、めったに成功しないルートです……。

Bルートとしては「古民家ひとり暮らし」さんが良い成功事例ですね。

メインチャンネルを毎日更新することに抵抗感があるのなら、サブチャンネルを用意して、そちらで実験するのがおすすめです。

ぼくはサブを毎日更新してデータを集め、ウケそうなネタをメインでもう一度扱うというフローを作っています。

一応補足すると、最高なのは、がっつり作り込んだコンテンツを高頻度で出すことです!これを目指してがんばってます。

本数重視で戦え!

賛否両論あると思いますが、イケハヤ流の攻略法は「初心者こそ、とにかく本数を出すこと」です。

一部の天才は除いて、基本的に量をこなしましょう。

もちろん、コンテンツの品質は常に最高のものを出します。質も量もマックスを目指します。

というのも、本数を出せば出すほど「関連動画」「ブラウジング機能」での露出(インプレッション)が増える傾向があるんです。

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キーワードを整理すると「関連動画」は、動画閲覧ページでのレコメンド表示です。

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ブラウジング機能は、ホーム画面などのおすすめ枠です。

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この掲載アルゴリズムは割とシンプルで、

「一度動画を見てもらうと、関連動画とブラウジング機能に割としつこく出てくる」

仕様になっています。

たとえばぼくの画面。

妻と娘が「ケーキを作るレシピ動画」と「ディズニー音楽」を視聴したので、最近ずっとレコメンドされてます……

これらのレコメンド、いずれもチャンネル登録はしていません。ちょっと見た(おそらく5〜6本)だけなのに、ガンガン関連動画がおすすめされるわけです。

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イケハヤの考え方では、本数をひたすら打つことで

1. 新規で動画を見てもらえることが増える

2. 一度動画を見てもらえれば(&チャンネル登録してもらえれば)、新作動画が表示される

3. 再生回数が増えると、YouTubeのおすすめに乗りやすくなる

1. 新規で動画を見てもらえることが増える(以下ループ)

という、ポジティブなスパイラルを捉えやすくなります。

本数が少ないと、せっかく動画を踏んでもらっても新作がレコメンドされず、そこで露出が途切れてしまう可能性があるんですよね。

もちろん「量より質」という方針で成功しているYouTuberもいらっしゃいますが、イケハヤは凡人なので量も質も追い求める方向でがんばってます

量を打てばそれだけヒットを打てる回数は増えますから!イケハヤの場合、ブログもこの方法で成功したので、YouTubeでも同じことやります。

ローコストに作って手数を打て!

YouTube動画を作っていく上では「できるだけローコストに制作する」ことを意識しています。

というのも、制作に時間を掛けたからといって、いいものができるとはかぎらないんですよ。これはYouTubeにかぎらないことですが。

YouTubeはマーケットとして未知数な部分が多く残っているので、とにかくローコストで手数を打ち、効果検証を行っていくのが賢いです。

イケハヤの場合は、「スライド読み上げスタイル」からスタートしています。

Keynoteでスライドを作り、「スライドショーを記録」する機能でサクッと一発撮り。動画ができたらアップロードするだけ!

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そう、このやり方なら編集が不要なんですね

YouTube動画は、編集をするとコストがぐっと上がるので、基本的には「編集不要なコンテンツ」をベースにするのがおすすめです。

しっかり編集することが理想的ではありますが、編集にこだわりすぎて手数が減るのは本末転倒です。

何がウケるかわからない世界なので、貪欲にバットを振っていきましょう。

顔出しはしたほうがいい?

YouTube攻略をする上で出てくるのが「顔出しすべきか問題」。

結論からいうと「どっちでもいい」です。

かくいうイケハヤは、基本的に顔を出してません。

顔を出したくないわけではないんですが、顔出しって制作コストが上がるんですよね

カメラを用意して、スタジオを確保して、身だしなみを整えて、カメラ写りを確認して、ライティング調整して、撮影して、データ転送して、PC・スマホに取り込んで、動画編集して、書き出して……。

顔出しをしたほうが再生回数は増える気もしますが、制作本数が減る可能性が高いので、結論「顔出しなし」でやっています。

そもそもイケハヤの場合、自宅で赤ちゃん(0歳児)の面倒を見ながらYouTube撮ってるんで、いろんな意味で厳しいです……。

2019年4月には娘を保育園に入れる予定なので、それが実現したら、スタジオ整えて顔出しもやっていきたいですね!

顔を出すかどうかは些細な問題で、重要なのは「コンテンツのクオリティ」と「更新本数」です

一切顔を出さなくても人気のチャンネルや動画って、実際たくさんありますしね。

総じていえるのは、

・「役立つ情報がまとまっている講座」はスライドのみでOK
・サクッとした講義や、パーソナルな話をするときは顔出しの方が望ましい

という感じでしょうかね。

「生放送で質疑応答をする」場合などは、やはり顔出しの方がウケがいいと思われます。

なお、若くて美しい女性に関しては、ガンガン露出するとかんたんに伸びる……ような気がします

たとえばこんなチャンネル。身も蓋もないですが、こういうチャンネルはシンプルに強いですね。

広瀬ゆうちゅーぶ
うぉんたんチャンネル
岩下莉子のこっそりみてね

もっとも、この種のチャンネルはBANされて消えたところも多かったりします。リスクは高いですね。

「広瀬 ゆうちゅーぶ」さんのように、「あえて顔の一部を隠す」のはテクニック的に参考になりますね。すべてを見せるよりも魅力的に見えることがあるから不思議です。

余談ですが、広瀬ゆうちゅーぶさんは逮捕歴があったりします

別のプラットフォームでわいせつ動画を有料配信してという罪状ですね。なかなか儲かっていたようです。逮捕されてもYouTubeやめないあたりすごいですねw

VTuber化する方法。

顔出しが嫌なら、VTuberになってしまのも一手です。

最近はVTuber系のツールが増えてきて、スマホひとつで自分をアバター化できるようになっています。

こちらの記事にさまざまなアプリがまとまっているので、参考にどうぞ。

「iPhone X」以降のモデルには、Appleの「Animoji」という機能が入っています。

これを使うと高品質なアバターを作ることができるんで、顔を隠したい方は最新のiPhoneを買うのも手ですね。以下の動画を参考にどうぞ。

アンチ対策について。

YouTubeをやっていると必ず沸いてくるのが、どうしようもないアンチコメント。

YouTubeは年齢層が低いこともあり、クソコメ率は異常に高いですね……。

イケハヤのチャンネルにも、常時アンチが沸いています。タチが悪いことに、自動で低評価ボタンを付けるプログラムを誰かが走らせているっぽいです。ヒマですなぁ。

でも、実はこの連中、養分になるんですよ

というのも、YouTubeはアルゴリズム的に「コメント数」「評価ボタンの押された数」を「活性度」のシグナルとして見ているようなんです。

つまり、コメントの内容や評価の内訳は関係がないんですね

アンチコメントだろうが、シンプルにコメントがたくさん付けば、YouTubeはその動画を「いい動画」として認識する可能性があるということです。

「低評価が多いと広告単価が下がる」みたいな話も見聞きしますが、詳しい人の話を聞いたり、自分でデータを取ってみる感じ、これはデマですね

少なくとも広告出稿のレベルでは、低評価の数をYouTubeは見ていません。

そもそも、Adwords(広告出稿ツール)の方でも「低評価の動画には広告を出さない」なんてオプションはありませんしね。

というわけで、アンチは基本放置で大丈夫です

うざったいユーザーについては「ユーザーを非表示にする」設定にするのがおすすめです。

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非表示にしておけば、誰も見てないのにせっせとコメント投稿をしてくれるようになります。今日も働け、匿名アンチども!

また、そもそもコメント欄を「全承認制」にしてしまうのもありですね。イケハヤ大学では、2020年8月から「無料動画はコメントを閉鎖、有料メンバーシップは解放」という運用にしています。

サムネイルを研究しよう。

YouTube動画の再生数を左右するのが、動画のサムネイル。これはこだわる価値がありますね!

イケハヤはプロのデザイナーに1枚2,000円で外注しています。初期は自分で作ってましたが、やはりYouTubeっぽさがないので、お願いすることにしました。

相場的には1枚500円程度でも発注できるので、クラウドソーシングなどで仕事を依頼するもの一手です。予算がない場合は「Canva」などを使って自力で作ってみるといいでしょう。

こんなことを書くと怒られそうですが、基本的にはサムネイルは「人気チャンネルのパクリ」で大丈夫です。

人気チャンネルを研究して、同じような構図のサムネイルを採用すれば、そこまで大きく外すことはありません。変に工夫する必要はないので、型を作ってサクッと制作できるようになりましょう!

とはいえ、サムネはなくても数字が取れるので、良いコンテンツを作ることのほうが大事ですね。堀江さんの人気動画も、サムネイルなしです。

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前置きは極限まで短く。

YouTube動画のデータを見ると、再生直後に離脱するユーザーが一定数いることがわかります。

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この「視聴維持率」は、YouTube上でレコメンドを得るために重要な要素だと思われます。

動画内容や集客動線にもよるので一概にはいえませんが、1分以内に30%以上が離脱するような動画はよくないかもしれません。

当たり前といえば当たり前ですが、動画の尺が長ければ長いほど視聴維持率は下がる傾向があります

逆にいうと「長い動画なのに、最初に離脱されず、最後まで視聴してもらえている」のなら、それは良質な動画ということになりますね。

最初の離脱は「前置きを極限まで短くする」ことである程度対策ができます。いきなり本題に入って視聴者の心を掴むわけですね。

導入部分の工夫をするだけでも、チャンネルの質はぐっと改善するはずです。

どのくらいの長さがいい?

動画を作る上で疑問が出てくるのは「どのくらいの長さの動画がベストなのか」という問題です。

いくつかの論点がありますが、まずは「長さそれ自体よりも、視聴維持率が大事」ということが指摘できます。

視聴維持率が高ければ、動画の長さはあまり関係ない……と言ってもいいでしょう。

YouTube Studioではない旧管理画面を見ると、視聴維持率(平均再生率)を取ることができます(この画面はもう見れませんが、参考までに残しておきます)。

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うちは全体平均が46%となっています

高い動画で55%程度ですね。広告を出稿している動画は30%台と低くなっています。

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雑多な内容を含むチャンネルだと、平均再生率・視聴維持率がどうしても弱くなりがちです。どう改善していけるかが勝負ですね……。

KPIとしては、この数字を伸ばすことが、もっとも重要だと考えています。

長くても再生率が高い作品もあれば、短いけど再生率が低い動画もあります。長さよりも、動画の質やテーマのほうが重要といえそうですね。

結局のところ「視聴者が離脱しない、魅力的な動画を作ること」が大事という結論です。

工夫できる点としては、

・チャンネル内の動画テーマを統一する
・視聴ニーズとマッチしたタイトルをつる

・動画を分析し、離脱するポイントを確認する
・冒頭、中途離脱を減らす工夫をこらす
・最後まで見てもらえるよう、キャラとしての魅力を高める

なんてところになるでしょうか。

こればかりは、抽象的ですが「がんばろう」としか言えないですね……。ぼくもがんばります!

追記:特化型のサブチャンネルを作ったところ、軒並み50〜60%を叩き出してくれています。やはり、テーマを絞ることが大事ですね!

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話題に乗れ。

YouTubeでは、いわゆる「トレンドアフィリエイト」的な手法がかなり有効です

2019年初頭では、トレンド系コンテンツを出している配信者がほとんどいません

一方で、GoogleはYouTubeを検索エンジン上で優先的に表示してくれます

この前提がうまくハマると、GoogleとYouTube上で莫大な露出を獲得することができます。

イケハヤは前述の通り、2019年1月3日に「円高」というワードを狙って動画を2本アップしました。

すると、Google上でトップ表示を獲得。YouTube内の検索でも上位を取ることができました。

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トレンド枠はブルー・オーシャンで、掲載を狙えば高確率で上位が取れます。

こちらは1月6日に1億円をばらまき話題になった「前澤友作」で取った結果です。Wikipediaの下に付けてますね。

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ただし、トレンドワードで上位を取るには、ある程度の動画再生数・登録者数が必要だと思われます

基準的には、やはり「1,000人以上」が目安になりそうですね。登録者が多ければ多いほどSEOが有利になる……としたら、やっぱり今のうちに攻めておくべきです!

プレゼント企画の可能性。

登録者をサクッと増やすのなら「プレゼント企画」を打つことも選択肢になります。

ただし、ここらへんは規約的に微妙なところもあるので、実施の際には注意が必要です

明確に禁止はされていませんが、チャンネル登録を条件にしたプレゼントキャンペーンは「人為的な方法」に該当するリスクがあります。

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最悪アカウントが停止されるので、不要なリスクは侵さないようにしましょう。

プレゼント企画を実施する場合は、

・チャンネル登録を条件にしない
・チャンネル登録を煽らない
・「プレゼントの概要・当選者発表は動画で説明します!」という程度にする

なんて配慮をしておけば、BANされるリスクはだいぶ下げられるでしょう。

プレゼントキャンペーンで自分の動画を見てもらい、そこからやんわりとチャンネル登録を促す……という程度に留めるのがよさそうですね。

プレゼントキャンペーンの実施時には、ツイッターなどのSNSを絡めるようにしましょう。

たとえばツイッターでこんな具合のツイートを流すと、さらに効果があがるでしょうね。

チャンネル開設記念キャンペーン始めます!
・このツイートをRT
・アカウントをフォロー
・フォームから応募完了
上記を終えた方に、抽選で○○をプレゼントします!概要は動画で語っています!(以下動画のURL)

ただまぁ、プレゼントに釣られて登録した層は、結局すぐに離脱する可能性も高いのも事実。あまり本質的ではないので、やり方には注意しましょう。

YouTube内SEOの研究。

ボリュームはまだまだ小さいですが、YouTube内の検索を抑えにいくことも、チャンネルの成長には重要です。

イケハヤは「ブロックチェーン」「アフィリエイト」「起業」などのワードで地味に上位を取っており、そこそこの流入があります。

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が、YouTube検索経由のインプレッション数は、全体の3%程度です。正直……誤差の範囲ですね。

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とはいえ、YouTube内検索は今後伸びていく可能性もありますし、攻めておくに越したことはありません。

YouTube内のSEOを攻略するときは、以下のような要素を意識しています。

実際に検索語を打ち込み、結果をリサーチし、狙うキーワードを決める(「アフィリエイト 始め方」など)

原則的には、ユーザーの疑問にサクッと答える動画を作る

もしくは、あえて網羅的に語る長尺の動画を作る(ここらへんは検索結果を見て判断)

動画のタイトル、説明では検索キーワードを取り込むように意識する

関連する内容の動画の説明欄から、上位を取りたい動画へのリンクを張る(ブログメディアでいう「内部リンク」

説明欄に目次を付ける(以下、具体例)

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いろいろと試行錯誤をしていますが、魔法はないかな……という感じです。

従来のSEOと違い、YouTubeチャンネルには「サイト設計」「リライト」「被リンク」「ドメイン」といった概念は希薄です。

オールドドメイン買ってリンク集めて……という、いわゆる「ブラックハット」も通用しない?気がしますね。

強いていうと、登録者数が多く、継続的に関連するコンテンツを出しているチャンネルが優遇されているような感じはあります。YouTubeSEOに関しても、先行者優位の法則が働いていそうですね……。

結局のところ、これまで同様「ユーザーの役に立つコンテンツを出す」こと以上に、重要なことはなさそうです。

検索ボリュームもコンテンツもまだまだ少ないので、攻略法が見えてくる段階ではないかもしれませんね。

いいハックを見つけたら、この書籍に追記しようと思います。

コラボしよう。

人気YouTuberたちは、定番コンテンツとして「コラボ動画」を活用しています。例を挙げるとこんな感じ。

【ヒカキン×フィッシャーズ】

【ヒカル×はじめしゃちょー】

【カジサック×ジョーブログ】

なぜこうしたコラボが盛んに行われるかというと、これは「自分のファン以外の人に、自分を知ってもらう」機会になるんですね。

人気YouTuberたちはこのことをよく理解しているので、ガンガンコラボしているわけです。

たとえば、イケハヤが人気YouTuberの「ジョーブログ」さんとコラボして、彼のチャンネルにぼくと対談している動画をアップしてもらえたら、そこから大きな流入を獲得できる可能性があります。

まだまだ弱小のイケハヤとしては、人気YouTuberのチャンネルに出演できるのなら、出演料100万円くらい払ってもいいですね……w

とはいえ、まだまだ自力で伸ばせるフェーズなので、そこまでコラボを焦ってはいません。こちらのチャンネルパワーが大きくなれば、コラボ先にもメリットがありますしね。

今後はコラボ施策もちょいちょい打ち込んでいこうと思っています!みなさんもぜひイケハヤとコラボしましょう。

余談ですが、チャンネル規模が大きくなってくると「100万円くれたらコラボ企画やります」みたいな商品設計もできるようになりますね。

コラボ効果で3,000人くらい登録者が増えるのなら、十分その価値はあります(CPA約300円)。

イケハヤがチャンネル育成を急いでいるのは、このビジネスモデルを実験したい意図もあります……。ふふふ。

ライブ配信をしよう。

登録者数が稼げてきたら、ライブ配信機能を利用するのもおすすめです。

ただし、最初のうちは人が少ないので、ライブをやっても盛り上がりにくいですね。

ライブは難易度も高いので、まずは作り込んだコンテンツを出して登録者を増やすのがいいでしょう。

これまでやってみた感じ、ライブは「夜20〜22時くらいに、1〜2時間程度の長さでやる」のが、もっとも数字が取れます。

ぼくは寝るの早いので、その時間はなかなか配信ができないのですが……w

1時間以上やるというのがポイントで、長くやればやるほどライブがYouTube上で露出され、閲覧者が増え続けていきます。

20万人が登録しているメインチャンネルでライブをやったときは、じわじわと増え続け、最終的に1,000人以上の同時視聴を獲得することができました。

ちなみに投げ銭も3万円以上もらえたので、なかなかいい仕事です。

ただ、ライブはやっぱり疲れますw 予定が入ってしまうのはストレスですからね……。うちはあくまで補助的な手段としてコンテンツ開発していきます。

コメントを呼びかけよう。

「コメント件数」は、YouTubeがおすすめに乗せるかどうかを判断する上で、重要視されている可能性があります。

・動画の最後で「感想や質問をお気軽に投稿してください」と呼びかける
・積極的に返信する
・アップ直後に自分でコメントを促すメッセージを書き込む

などの工夫をすると、おすすめに掲載される可能性が高まるかもしれません。

といいつつ、イケハヤ大学の場合は……コメントはほぼ放置です。

競合を分析する感じ、コメント活性化の優先順位はそこまで高くないかな、と判断しています。

アイドルやVTuber、ゲーム配信など、コミュニケーション要素が強いチャンネルに関しては、コメント活性化戦略は有効にワークしそうですね。

タグは不要。

運営当初は「タグ」を一生懸命設定していたのですが、ほとんど意味がないようなので最近は一切設定していません。

「タグ不要論」は他のYouTuberの方も言及しているケースが多く、割と信憑性があると思っています。

関連動画を選出する際に使われている可能性もありますが、個人的な体感としては、ほぼ考慮されていない感覚があります。

下手にタグを使いすぎるとスパム扱いされる可能性もあるので、「基本的に使わない」くらいでいいのではないかと、考えています。

もちろん、タグを使わずとも、うちのチャンネルは問題なく成長しています。

投稿時間を決めよう。

YouTubeを攻略する上では、投稿時間も重要です。

時間帯として、YouTubeは

AM 7:00〜9:00(朝の準備・通勤時間)
PM 12:00〜13:00(昼休み)
PM 20:00〜21:00(ゴールデンタイム)
PM 22:00〜23:00(夜のリラックスタイム)

というあたりに「山」がある気がします。

イケハヤ大学の場合は、朝7:00〜夜24:00まで、おおむねまんべんなく再生されますね。

イケハヤ大学では、予約投稿を使って「深夜0時」に新作を出しています

深夜&朝早く新作をチェックしてくれる視聴者を意識しています。

ライブ配信をやる際は、昼の12時にしています。

投稿時間には正解があるわけではありません。

「どんな時間に利用してもらいたいか」を考え、視聴者の「習慣」を形成しましょう

たとえば「深夜に活動する人を集めたいから、真夜中に配信する」というのもいいでしょう。あるいは「朝型の人を相手にしたいから、早朝に配信する」のもありです。

特にライブの場合は、配信時間の決め方がメッセージ性を帯びるので、工夫してみると面白いですね。

ハッシュタグの使い方。

YouTubeには「ハッシュタグ」機能もあったりします。

タイトルの上にハッシュタグを追加することができるんですよ(「#ニュース」を追加してみました)。

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タグをクリックすると、そのタグに関連する動画・チャンネルが一覧表示されます。

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ハッシュタグは「説明欄」に記述することで、タイトル上に反映されます。このやり方、なかなかわかりにくいです。

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ハッシュタグの使いどころはなかなか難しく、有名YouTuberの方もそこまで活用できていない感じがします。

ヒカキンさんはちょいちょい使ってますね。

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ちなみに「#まるお」をクリックしたら、なぜか違う配信者のペット動画が出てきました。

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こちらの動画には「#まるお」タグが入ってますね。ハッシュタグ経由でコバンザメ的にアクセスを集めることもできそうです

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2019年12月時点で、ハッシュタグ機能は微妙な状態です。配信者もユーザー側もそこまで使っておらず、定着・発展するかどうかは、まだよくわかりません。

良い使い方が見つかったら、本書に追記していきます!

伸び悩んでも負けない。

これはYouTubeにかぎらないことですが、必ず「伸び悩み」の時期がやってきます。

イケハヤ大学の場合、スタートして4ヶ月で、3度の停滞期間を味わってます。

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こういう時期、なかなか伸びなくて辛いんですよね。改善しているのに伸びるどころか数字が下がっていったりすると、ぐぬぬ……と心が折れそうになります。

が、上のグラフに補助線を引けば、ちゃんと実直に伸びているんですよね。

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じわじわとした成長を実現できているのなら、あとは淡々と努力を続けるのが最善です。少なくとも、そう信じないとやってられません!

100万人以上の登録者を獲得する人気YouTuberの方々も、3年以上、あるいは5年以上発信なさって、今のレベルに達している方が多いんですよね。

ぼくらは、まだまだ努力を始めたばかりです。3年後の未来を見据えて、コツコツとスプーンで壁を掘っていきましょう。動画の時代が来るまで、まだ時間はあります!

10万人を目指そう。

実は、YouTubeはチャンネル登録者が10万人を上回ると、専属の担当者が付く仕組みになっています

認定要件があるようで、うちはまだお誘いがきませんが……。

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YouTubeはアンチの通報や嫌がらせで、突然チャンネルの広告が停止することもあったりします。

こういうときにマネージャが付いていれば問題解決をスピーディにできる可能性があるので、なんとかして10万人の大台にタッチしたいところですね!

ちなみに、1万人を超えると六本木にあるYouTube公式のスタジオが使えます

これもあんまり知られてませんね。

イケハヤも2014年頃に一度使ったことありますが、機材もスタジオも充実しており、とてもいい環境でした。お近くの方はぜひ使ってみてください。

著作権侵害に注意!

ぎゃ〜〜〜!

イケハヤ大学、著作権のクレームをもらっちゃいました……。せっかくなので共有します。

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ニュースまとめをやっているのですが、そこで引用したニュース画面(スクリーンショット)が著作権違反の申立を食らったようです。

あくまで「引用」なので個人的には正当な範囲だと考えてますが、まぁ、ここらへんは争ってもしょうがないので諦めます。

ウェブサイトのスクリーンショットを引用するときは注意が必要なようですね

特に、スクリーンショットのなかに写真が入っているときなどは、写真にモザイクをかけるなどの処理をするのがベターだと思われます。

動画編集で稼ごう。

これはYouTube攻略と微妙に関係がないのですが、2019年初頭時点で「動画編集」はけっこう稼げる副業だったりします。

イケハヤ大学では、時給3,000円を目安に発注しています。いい感じに動画編集できる人はまだまだ少ないんで、その価値は大いにあります。

ツイッターで「動画編集やってます」とPRしながら情報発信をしていけば、割とすぐに案件を捕まえることができるはずです。

「YouTubeだけで食べていく」のは、どうしても時間が掛かります。

まずは編集スキルを磨いて、受託仕事で日銭を稼ぎ、人脈を深め、じわじわと自分のYouTubeへのコミットメントを高めていく……というアプローチはおすすめですね。

テロップ編集で稼ごう。

動画編集のなかでも、テロップ編集は難易度が低いため、初級者でも稼ぎやすい傾向があります。

イケハヤ大学では「10分あたり1,500円(1分あたり150円)」でテロップの外注を始めました。

うちの動画はそもそも文字情報がスライドで入っているので、テロップ箇所は比較的少なくても問題ありません。慣れている人なら時給2,000〜2,500円はいけるはず!

最近は「経営者YouTuber」も増えています。

彼らはマーケティング予算を持っているので、もしもテロップが付いていないようなら、実際の作例を添えてDMで営業するのもありですね。

クラウドソーシングでもテロップ案件が見つかりますが、単価が低い傾向があるので、当たりを付けて直に営業するのがおすすめです。

ちょっとしたツールをみつけたのでシェア。テロップ作成で「文字起こし」が必要なときは「Vrew」が便利です。

これだけでもテロップは付けられますが、ちょっと使い勝手が悪いんですよね。文字起こし機能は優秀なので、多めにテロップ付けるときはこのツールが使えると思います。

限定公開、有料販売もあり。

初動の3ヶ月はひたすら数字を作ることを意識して動きました。

が、徐々に伸び悩んできたこともあり、4ヶ月目からはちょっと戦い方を変えています

というのも、すべての動画を無料で公開するのは、もったいないと思うんですよね。

スペシャルなコンテンツに関しては「限定公開」として、メルマガやサロンで限定配信する方向にします。ついでに有料販売も実験してます。

全体公開して視聴数と広告収益を稼ぐのもいいですが、あえてクローズドにして、プレミア感を出すのも大いにありです。

また、あまりにも専門的な動画は、YouTubeではウケない傾向があります。

ウケない動画を出し続けると、チャンネルの評価が下がるリスクがあるんですよね……。

イケハヤの場合も、マニアックすぎるノウハウに関しては限定公開・有料販売にしています。

コラム:YouTuberの動画がつまらない理由。

2019年時点では、有名YouTuberたちの動画って……ぶっちゃけ面白くないんですよね。

ある日の急上昇欄を見てみましょう。

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タイトルを抜き出します。

・水が出なくなるまで雑巾しぼり選手権
・今さら人に聞けない人を驚かす10の方法 【基礎編】
・年末旅行のお土産話&登録者400万人ありがとうっていう話
・★めざせ!ヒーローおうくん「プールで噴水くぐりに挑戦~」★
・【プレゼント開封】大量のプレゼントの中に大量の包丁がまじってたけど、これ総合金額えぐいよね
・廃病院貸し切って”缶蹴り”やったら面白すぎた!
・キャンプで盛り上がりすぎて寝れなくなった!!

……どうでしょう?

たぶん、これだけ見ても何が面白いのかわかりませんよね。

せいぜい「やっぱりYouTubeって暇つぶし、子供向けだよね」という印象しか抱けません。

それぞれの動画の内容についても、別にぼくは面白いと感じませんでした。まぁ、暇つぶしだよな……と。バラエティ番組とかもともと見ないんで……。

でも!

こういう動画が支持をされている現実があるんです。

なぜこうした一見つまらない動画が再生されているかというと、これって結局、視聴者は【人を見たがっている】んですよ

「ファンにしかわからないような内輪の雑談」が何十万回も再生されているのは、象徴的ですね。

批判とかではなく、こういう動画、何が面白いのか、イケハヤにはわかりません……。おっさんになってしまった……。


YouTubeをよく知らない方は、ぜひ見てみてください。

ある意味衝撃を受けます。これが何十万回も再生されるんです!

若い兄ちゃんたちの雑談じゃん!

思わず興奮してしまいましたが、ネタはぶっちゃけ、なんでもいいんですよね。

あくまで視聴者は、自分の好きなYouTuberが話しているのが見たいだけなので。だから、動画それ自体がつまらなくても不思議ではないんです。

もちろん内容が面白いに越したことはありません。

うまくファンメイクをしていくと、内容がどういうものであっても歓迎されるようになる」という事実は、よく意識しておくといいでしょうね。

内容がどんなものであっても、「イケハヤだから」動画を見てくれるようになるんです!無双ですね……。

イケハヤもファンメイクにつながるような施策をどんどん打っていこうと思います。

コラム:ゲーム実況で食っていく方法。

この本を買った方のなかには、ゲーム実況でマネタイズしようと考えている方もいるかもしれません。

イケハヤもスマブラSPでちょろ〜っと挑戦したのですが、これはけっこう、ハードな世界です。

無理ゲー感がすごかったので、サクッと撤退しました。子育てとゲームを両立するのはなかなか大変です……。

ゲーム実況で食べていくためには、まず「トーク力」が求められます。

これがけっこう難しくて「トークをしながらゲームをする」のって、ちょっとした特殊技能なんですよ。人気の配信者を見ると、やっぱり面白いです。

動画としてのネタ的な面白さではなく、純粋に技術を見せるタイプの配信者もいらっしゃいますね

黙々と「最速クリア」を目指しているこの動画は、なんと90万回以上再生されています。3時間以上あるのに!この方は、顔出しもしていませんね。

実況ではなく、ゲームをネタに編集したおもしろ動画を作るという道もあります。ニコニコ動画ですが、これとか面白いです!

総じていうと、

・トークの面白さで引きつける(実況)
・ゲームを知らない人が見ても笑える動画を作る(ネタ動画)
・ゲーム攻略に役立つ動画を作る(攻略本的コンテンツ)
・人気のゲームをガチで攻略する(ゲームの腕で勝負)
・別ジャンルで人気YouTuberになり、ゲームにも進出

なんて攻め方がありそうですね。

好きなゲームをやるのが一番ですが、先行者が限られている「適度にニッチなゲーム」のほうが攻めやすいような気はします。

人気の動画を研究して、何が面白さの根源にあるのか、よく分析しましょう。

「急上昇」タブを毎日チェックすると、傾向が掴めるはずです。

総じていうと、ゲームチャンネルは競争が激しく、攻め込むのはかんたんではありません。ぼくもゲームチャンネル持ってるんですが、停止状態ですw

まずは本業関連のチャンネルを伸ばし、そこから趣味的にゲームで稼ぐ方法を模索するのが、落としどころとしてベストな気がしています。もっと若ければガチでチャレンジできたのですが!

イケハヤ流!YouTube攻略の具体的手順

というわけで、ザクザクとノウハウをまとめていったわけですが……。

初心者の人は「で、結局いったい何をどうすりゃいいの?」という感じだと思います。

あらためて、攻略の方法を順序立てて説明していきましょう。

1. チャンネルを開設する

まずはご自身のGoogleアカウントで、YouTubeチャンネルを開設しましょう!

このときに注意しておくといいのは「ブランドアカウント」で始めること。Googleから説明を引用します

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ブランドアカウントにすることで、チャンネルの名前を自由に設定できるようになります。

個人アカウントでそのままチャンネルを作ると「イケダ ハヤト」という感じで、自分の名前しか設定できなくなります

本名とは関係がない名前(たとえば「イケハヤ大学」)にしたければ、ブランドアカウントを選択する必要があります。

ブランドアカウントへの変更は後日でもできますが、最初からやっておくに越したことはありません。

なお、チャンネルは複数作ることができます。

となると、動画カテゴリーごとにチャンネルを分けたくなりますね。

ヒカキンさんとかも分けてますし。メイン、ゲーム、海外、サブという感じですね。

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が、最初はひとつのチャンネルを育てるのがおすすめです

よほど集客力に自信がある場合は別ですが、ド素人がいきなりチャンネルを分散させるのは悪手です。ごく普通に、1,000人までの道のりが長くなってしまいます。

チャンネル分散は、登録者が10,000人を超えたあたりで考えればよいでしょう。

ど素人は一本槍で戦いましょう!イケハヤも、もちろん一本で育てていきました。

2. 100本の動画をアップする。

「1チャンネル、1テーマ、1ターゲット」を意識して、ひたすら動画をアップしていきましょう。

特に最初の5〜6本あたりは、絶望的なほど再生されません

1日経って3再生(ぜんぶ自分の再生)とか当たり前です。

というのも、YouTubeはある程度のチャンネル規模がないと「おすすめ」に掲載してくれないんですよね。

まずは10本、20本作らないと、基本的にはお話になりません。

おすすめ経由のインプレッションは「YouTube Studio」で数字を確認できるので、KPIとして追っておきましょう。

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まずは、自分のチャンネル内に、しっかり「動画の在庫」を確保しましょう。最低限の商品を用意してからがスタートです。

本数が増えてくると次第に露出と登録者も増え、再生回数が伸びやすくなっていきます。

目安としては「100本」ですね。えぇ。イケハヤは厳しいですよ!

「100本の動画を作って、自分のチャンネルアップする」ことを目標に、コツコツとがんばってください。

1日1本なら3ヶ月ちょっとなんで、副業サラリーマンでもできますよね?

難しければ、3日に1本、つまり1ヶ月で10本を目指しましょう。

これなら10ヶ月で100本です。休日がんばればもうちょっと早回しになりそうです。

厳しいですが……この程度の努力ができないなら、YouTubeで稼ぐのは無理です。

時間が取れないならサクッと撮れる動画をアップすればいいだけなんで、「時間がない」は言い訳にはなりませんよ!

とにかく最初が辛いので、なんとか乗り越えてください。100本作ってからが「スタートライン」という世界です。

そして、100本作ってダメなら、新チャンネルを作ってください。そちらで100本作ってダメなら、また新チャンネルを作りましょう。そういうもんです!

95%は挫折する世界ですが、この教材を買ったみなさんならスタートラインに立てるはず。遠く高知から応援してます!

3. チャンネルを整える。

動画がある程度増えてきたら、チャンネルのトップページの構成を工夫しましょう。ここが手つかずの人も多いです。

イケハヤ大学は現状こんな感じ。

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上から「ライブの予定」「アップロード済」「スペシャル動画」なんて並びで掲載しています。

トップページで紹介動画を自動再生する設定も可能ですが、ちょっとうざい気がするのでやっていません。

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魅力的な紹介動画ができたら、ここを使ってみるのもいいかもしれませんね。

チャンネル設定がデフォルトだと「この人は本気でやっていないな」と思われ、離脱される恐れがあります。

ユーザーが迷わずあなたの魅力を理解できるよう、チャンネル構成の改善を続けましょう。

設定項目の中では「ライブストリーミング配信の予定」はけっこう効果的だと思われます。DaiGoさんはうまく使ってますね。

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4. SNSとブログで集客する。

チャンネルを開設して、動画を100本アップして、チャンネルを整えて……

これで1,000人に到達すると思ったら、考えが甘いです!

100本のなかで何発か「まぐれあたり」が出たら、1,000人を超える可能性もあります。

運良く「急上昇」に選ばれたりすれば、1日で1,000人超えることも普通にあります。

が、ただ狙ってヒットが出るなら……どんだけラクなことか……。

というわけで。

YouTubeというプラットフォームに期待するのはやめて、自分で集客しましょう!

もっともやりやすいのはツイッターでしょうね。

ノウハウも多く出回っているので、学びながら努力をすれば1,000フォロワーくらいまでは、割とすぐに到達します。

最近だと、TikTokで人気を獲得して、そこからYouTubeに流す……なんてアプローチも面白そうです。

インスタグラムやブログをやっている方は、それらのメディアからもがっつり集客しましょう。

イケハヤは動画の内容をブログに書き起こし・編集して、YouTubeチャンネルに集客してます。ブログからも多少流れてきているはず……。

5. それでもダメならコンセプトを練り直す。

100本の動画をアップして、集客もがんばって……それでもなかなか1,000人に届かないなら、チャンネルのコンセプト自体が適切でない可能性があります。

よくあるのは「チャンネルのテーマがニッチすぎて伸びない」というケースですね。

全体のマーケットがあまりにも小さいと、いくら努力しても1,000人に届かない可能性が高いです。

グローバルにリーチできるならニッチでも戦える(グローバルニッチ戦略)のですが、言語・文化の壁がある場合は、なかなかボリュームを取ることができません。

その場合は、少しポジションを変えて、より多くの人にリーチできるようなコンセプトに練り直しましょう。まったく新しいチャンネルを作るのもありです。

「チャンネルの動画が十分に魅力的ではない」というのも、よくあるつまづきポイントです。

他のYouTuberと比較して、音が小さい、映像が荒い、流れが冗長、伝わってこない……といった感じを抱かれると、伸びは遅くなりますね。

これに関しては実力の問題が大きいので、常にコンセプトを練りながら、うまいチャンネルを研究して伸ばしていくしかありません。イケハヤもがんばってます……。

6. 収益化する。

というわけで、お疲れさまでした!

無事に1,000人を超えたら、収益化の申請をしましょう!

これでYouTube動画のなかに、広告を差し込むことができます。

ここまでくれば、この本の元を取ることはできるはず!

単価はまちまちですが、1再生あたり0.1〜0.5円程度の幅をイメージしておけば間違いありません。

イケハヤ大学の場合は、視聴者層が良質なためか、再生単価は0.3〜0.7円と高額です。

月間200万再生を獲得したら、広告だけでざっくり100万円ですね。なかなかの効率です!

YouTubeマネタイズに関しては、また後半で詳しく語っていきます。

7. 自社商品を作る。

YouTubeチャンネルを事業化する上で重要なのが、自社商品を用意することです。

というのも、YouTube広告って、そんなに儲からないんですよ。1再生0.4円はたしかに優秀ですが、これで年商1億作るのは……至難の業ですね。

再生単価0.4円で年商1億作るためには、

700,000回×0.4円×365日=1.02億円

という計算なので、毎日70万回再生される必要があります。厳しい!

収益性をサクッと高めたければ、自社商品を作るのが定番です。

YouTubeはあくまでフロントエンドの集客源で、本丸の商品はバックエンドに別に持つということですね。

イケハヤの場合は、まさにこの「YouTube攻略の教科書」がバックエンド商材です。

8. クッションとなる媒体を持つ。

ただし、露骨に商品の売り込みをすると、YouTubeのガイドラインに引っかかる可能性があります。

かくいうイケハヤも、noteのリンクを概要欄に張ったところ、ペナルティにひっかかりました。ぼくの屍を超えていってください……。

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イケハヤはアンチが多いので、通報されちゃうんですよねぇ……。

電子書籍へのリンクは、通報されなければグレーのまま見過ごされると思われます。

商材へのダイレクトなリンクはNGの可能性があるんで、メルマガ、LINEやツイッターなどで、ワンクッション置くのがおすすめです

参考までに、イケハヤの動画はこんな感じで動線を張ってます。

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YouTubeのガイドラインは曖昧ですが、現状、ワンクッション置けば問題はなさそうです。

ちなみにLINE@やメルマガとは相性がいいようで、デイリー10〜30人程度の登録者増となっています。

LINEpやメールマガジンの活用をやっていない方は、YouTubeと一緒に合わせて取り組んでみるのをおすすめします(えぇ、ぜんぶやるのです)。

9. トップを見て、コンテンツを改善する。

最後これ、テクニックではなく、精神論ですみません。

ひたすら毎日更新を続けていくと、データが着実に溜まっていきます。本数が増えるとインプレッション、再生回数も増え、チャンネル登録者もグイグイと増えていくようになります。

ここで気をつけたいのは、成長余力を見誤らないことです

たとえばイケハヤ大学は、この本を書いている時点で、毎日400〜800人程度のペースで登録者が増え続けています。

平均500人増とすれば、1年走れば、なんと15万人の増加!

1年で15万人増えれば十分なパフォーマンスだとは思いますが、これで満足してはいけません。

というのも、ビジネスパーソン系に強い「メンタリストDaigo」さんのチャンネルは、毎日2,000人以上増えているんですよ!

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彼のチャンネルは2018年の1年間で、なんと60万人近く登録者が増えています……。

自分でいうのもなんですが、イケハヤ大学も、このくらいのポテンシャル、なくはないと思うんですよ。

少なくとも諦めたら試合終了なので、まずは毎日2,000人増えていくペースを作り出したいと思っています。

そのためにはコンテンツの改善が必須なので、人気のチャンネルを見ながら日々研究をしています……。

デイリー2,000〜3,000人程度の増加は、実はそこまで珍しくなかったりします。

一発動画がバズると、3,000人くらいはどかっと増えます。イケハヤはまだ拾えてませんが……。

これ、はあちゅうさんがバズったときのデータです。1月2日から一気に増えてますね!

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さらにいえば、グローバルレベルで戦えているチャンネルは、桁が変わります

圧倒的不審者の極み!」は、なんとデイリー5,000人増!再生回数も、年商1億いけるレベルですね。

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毎日10,000回再生され、登録者が100人ずつ増えるのもすばらしいことです。

が、どうせやるからには、高い目標を掲げて突き進むことをおすすめします!グローバルなプラットフォームであるYouTube、まだまだ上は目指せます。

10. 外注して仲間を増やそう。

資金に余力が出てきたら、コンテンツ制作を外注し始めるのもおすすめです。

特に編集作業は外注すべきですね。動画をうまく切り貼りして、キャプションや効果音をつけたり……という作業です。

人気YouTuberのなかにはコツコツと自分で編集をしている方もいらっしゃいますが、正直、編集は自分でやる必要がないと思う派です。

支払う余裕があるのなら、たとえば「10分あたり1万円」なんて予算で、慣れている人に外注してしまうのがいいでしょう。

かくいうイケハヤも、編集が入っている動画はすべて外注です。こちらは「ワカジツ」さんの作品。うまいもんですねぇ。

ブログメディアと違い、YouTube上のコンテンツは外注ノウハウが整備されていません。

早いうちに外注でコンテンツを作る体制・ノウハウを整えておけば、大きな差別化につながる可能性があります。

イケハヤ大学はがっつり予算を確保しているので、外注でガンガンコンテンツを作ろうと思っています。

外注を進める中で良い学びがあったら、こちらも追記していきますね。

今のところやわラボというチームに発注をお願いしています。

非常に質の高いライブ配信、動画編集をしてくれるチームなので、2019年は彼らとがっつり組んで動画を作っていこうと思ってたりします。

はあちゅうさんの動画も、やわラボが裏で作っているようですね。動画配信を学びたいなら、おすすめのコミュニティです。ちなみにぼくもROMで参加してます。

コストを掛けてガンガン動画を作っていくというスタイルは、2021年くらいには当然のやり方になっていきそうですね。

逆にいうなら、予算のない個人が攻めるなら今のうち。

ブログメディアもそうでしたが、「動画は儲かること」が明らかになってくると、札束で弱者をぶん殴るプレーヤーがどんどん出てきます。

11. サブチャンネルを作る

YouTubeは割と頻繁に「収益化停止」の憂き目にあったりします……。

うちも問題ないと判断した引用で、日本経済新聞社から著作権侵害の通告を受けました。

法的には問題ない引用だと思われますが、YouTubeは申告を受けると自動的にペナルティ課すようですね……。日経新聞も機械的に判断しているくさいです。

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運営的に問題がなくても、「誤爆BAN」でアカウントが停止されることもあります。健全にやっていれば問題ない……わけではないから怖いです。

そんなわけで、メインチャンネルが育ってきたら、同時並行でサブチャンネルも育てておきましょう!

別のアカウントがあれば、メインアカウントが停止しても動画アップを継続できます。

人気YouTuberの「ラファエル」さんも、メインアカウントを停止されたのんち、サブアカウントに移行してますね。

YouTube的にはこのリスクヘッジは問題ないようなので、YouTubeへの収益依存度が高い方は、ぜひサブチャンネルも育てておきましょう。

12. ヒットネタをリメイクする。

チャンネル運営歴が長くなってくると、過去動画のリメイクにもニーズが出てきます。

これはとても重要なことなのですが……YouTube動画のヒット性には、かなり再現性があります

ぶっちゃけ、ウケる内容であれば、ほぼ同じ内容の動画でも、同じようにウケたりします

イケハヤ大学でも、過去の人気動画を頻繁にリメイクしています。

もちろん、過去ウケたネタは再アップしてもちゃんとウケます。これに気づくと、YouTubeを更新するのが一気にラクになります。

ユーザーはある意味で「マンネリ化」を求めていることを理解しましょう。

いってみれば、それはあなたの芸風なのです。

継続すればするほど「定番のネタ」が固まっていくので、戦略的に芸風を磨いていきましょう。

Tips:アップロードのデフォルト設定を工夫する。

細かい話ですが、アップロードのデフォルト設定をいじっておくと便利です。

イケハヤの場合、誤操作でのアップロードを防ぐために、デフォルトの設定は「非公開」にしています。たまに間違えて公開しちゃうんですよね……。

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ミッドロール挿入点も自動挿入設定しています。10分以上の動画には、自動で中間に広告が入る仕様になります(収益性アップ)。

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隠れた?機能として「再生リストの自動追加」なんてものもあります。イケハヤは毎日のニュースまとめは、自動的にリストに入るようにしていました(現在はやめてます)。

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実はYouTube、便利な機能が数多く実装されています。また何か見つけたら追記しますね。

YouTubeマネタイズ、6つのアプローチ

この章では、YouTubeマネタイズの方法についてまとめていきます。

2020年9月時点では、概ね下記の6つで整理できますね。新しい手法が出てきたら随時加筆します。

1. YouTube広告(収益性:★★☆☆☆)

まずは、YouTubeがシステム的に提供する広告です。

チャンネル登録者が1,000人を超えたら利用できるので、もっとも間口の広いマネタイズの選択肢といえるでしょう。

機能をオンにするだけでお金が入るのはすばらしいですが、収益性はいまいちです

動画のジャンルや長さによってもバラツキがありますが、収益性は1再生あたり0.1〜0.5円程度だと思っておけば、そう間違ってはいないでしょう。

イケハヤ大学の場合は、0.3〜0.7円程度で推移しています

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10分以上の動画(ミッドロール広告を挿入可能)が多く、ビジネスパーソン向けなので、多少単価が高いかもしれません。

この収益性をどう捉えるかですが……副業には十分ですが、本業にするには心もとないかな、という理解です。

というのも、デジタルメディア事業をがっつり本業にするなら、年商で2,000万円はほしいところです。

これを1再生=0.3円で逆算すると、「毎日15〜20万回」程度の再生回数が必要になってきますね。

……動画ジャンルにもよりますが、この数字を達成するのはそう簡単ではありません。

がっつり再生回数を稼げる自信がある場合を除き、原則的にYouTube広告は「サブ的」な収益源にとどまると考えます

一般的には「YouTubeマネタイズといえばYouTube広告」なので、これは珍しい意見かもしれません。でも、YouTube広告で満足するのはもったいないと思うんですよね。

アンチの通報などでYouTube広告が停止される可能性もあるので、YouTube広告一本でマネタイズするのは割とハイリスクです

人気実況者の「あぶ」さんも謎のペナルティで一時広告が全停止し、引退を宣言なさっていました(そのあと広告配信が復活し、配信再開)。

「YouTube広告でマネタイズする」ことを、ブログメディアのマネタイズになぞらえれば、「Adsenseのみでマネタイズする」という道と似ていますね。

いわゆる「Adsenseサイト」は広告コードを張るだけで収益化できるのでラクといえばラクですが、アクセスを集めつづける努力が求められます。

マネタイズ可能性はYouTube広告だけではないので、ここからさらに踏み込んで施策を打ち、収益性を高めていきましょう!

(余談ですが、YouTube広告の承認はなかなか下りないことがあります。イケハヤは1ヶ月半待ちました。3ヶ月待ったという人もいますね。のんびり待ちましょう。)

2. アフィリエイト(収益性:★★★★☆)

YouTube広告に加えて、どうマネタイズするか?

イケハヤのおすすめは「アフィリエイト」です。

あらためて説明すると、アフィリエイトは「成果報酬型の広告」ですね。成果が出た(売れた)分だけ、紹介者に報酬がもらえる広告の仕組みを指します。

もっとも手軽なところだと、「動画の説明欄で、動画に関するAmazon上の商品を紹介する(Amazonアソシエイトを利用)」パターンでしょう。

この手法、瀬戸弘司さんなど有名YouTuberも多数やっているので、YouTubeガイドライン的にも問題がないようです。

上の動画の説明欄には、アフィリエイトリンクが多数掲載されています。

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ただし、あまりにも露骨な誘導はガイドライン違反となる可能性が高いです。

YouTube から、ポルノやマルウェアを含む外部のウェブサイト、またはコミュニティ ガイドラインに準拠していないコンテンツへのリンクは許可されていません。

この記述だと「自分のブログ記事」にリンクするのも……ちょっと危ないかもしれませんね。YouTube以外のページにリンクをするときは、細心の注意を払いましょう。

「YouTube×アフィリエイト」を安全に実施するなら、一度LINEやツイッターなどで「クッション」を噛ませるのがおすすめです。

現状、LINE@やメルマガ、各種SNSの誘導は認められているようです

国内トップの「はじめしゃちょー」も、動画内にSNSリンクを設置してますね。一度SNSに流し、そこからコンバージョンを狙う流れが安全です。

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YouTubeとアフィリエイトは本質的に相性がいいので、さまざまなアプローチで勝ちパターンを見つけることができそうです。

「イケハヤ大学」でも、ぼちぼちアフィリエイトを攻略していこうと思います!いいノウハウ見つけたら追記しますね。

3. 企業案件(収益性:★★★☆☆)

チャンネルが育ってくると、企業から予算をもらって動画を作る、いわゆる「企業案件」をこなすこともできるようになります。

既存の広告手法に比べても、YouTuberの広告効果は高いと言われています

サイバーエージェント関連会社の調査によれば、実に10代の4割、20代の3割が、YouTuberがきっかけで商品を購入したことがあるそうな。

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「UUUM」のようなMCN(マルチチャンネルネットワーク)が拡充・細分化されていくと同時に、広告主の関心も予算規模も高まっていくと思われます。

チャンネルの内容にもよりますが、ざっくり10万人以上の登録者を獲得しておけば、企業案件中心で年商1,000万円は軽く作れる(1本100万円以上で受注)のではないか……と想像します。

「イケハヤ大学」もうまく育ってきたら、1本100万円から、企業案件をこなしていこうと考えています。

実施した際は、この本にがっつり追記しますね。まずは登録者の獲得を急ぎます!

ただし……ブログメディアの運営経験上、企業案件はけっこう面倒なのも事実

クライアントとの相性や企画の内容をしっかり見ないと、「100万もらったけど最悪な仕事だった……」みたいなことになりかねません。

とある仕事で○通と働いたことがありますが、あれは最悪だった……。電○とは二度と仕事しません。最近はマシになったのかなぁ……。

その意味で、企業案件は「上級者向け」といえるかもしれませんね。

ここらへんは広告主と配信者を仲介してくれるプレーヤー(インフルエンサー事務所、MCNなど)の手腕が問われるのでしょう。業界全体の発達に期待したいところです。

4. 自社商品(収益性:★★★★★)

イケハヤ流攻略法、最大のポイントは「YouTubeはあくまで自社商品販売のリストにすぎない」という意見にあります。

あえていやらしくいえば、YouTubeは「本丸となる商品を売り込むための集客媒体」にすぎません。これを言うと軽く炎上しそうですね。

良質な動画コンテンツを提供することは重要ですが、それは目的ではなく手段である、ということです

その先の商品を売るために「良質な動画コンテンツ」が必要、という順序なんです。

良質なコンテンツでユーザーを満足させ、教育し、自社の商品を買ってもらうわけですね。

年商100億円以上を売り上げるコスメブランド「Jeffree Star Cosmetics」は好例です。このコスメブランドは、YouTube発なんですよ。

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ジェフリー・スター本人のチャンネルは、登録者1,200万人と圧倒的な規模。動画関係の推定年収だけで20億円というから驚きです。

YouTuberとして人気を獲得し、広告収入を得る。

リッチなキャッシュとファンベースを活用し、自社商品を販売する。

その商品を使って満足したユーザーは、さらに配信者を好きになる。

完璧なビジネスモデルですね!

富士山樹海動画で炎上した(参考ローガン・ポールも、フード付きパーカーブランド「MAVERICK」を展開しています。

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炎上で広告収益は激減したのですが、それでもなお「16億円以上」を稼いでいるらしいので、驚かされます。

登録者数は1,800万人以上。まぁ、この規模なら何やっても売れますよね……。

イケハヤの場合は、この本のような「電子書籍」を用意しています。紙の本もちょいちょい出していきたいと思っていたりします。

せっかく田舎に住んでいるので、リアルな加工品(「イケハヤ炎上唐辛子」とか)も作っていきたいですね!

何を売るにせよ、YouTubeチャンネルを育てておけば、商品販売の役に立つことは間違いありません。

コンサルティング、セミナーという観点では「動画集客チャンネル」の酒井さんはとても巧みですね。

YouTubeで良質な無料コンテンツを提供し、自社のコンサルティングやセミナーに誘導するアプローチです。王道的といっていいでしょう。

コンサルティングビジネスとYouTubeは相性抜群です。B2B寄りのビジネスをしているなら、酒井さんのやり方はよく研究する価値があります。

ビジネス的なポテンシャルを最大化するためにも、自社商品の開発はぜひとも取り組むべきです。

まずは低コストでできる、

・電子書籍
・オンラインサロン
・セミナー、ワークショップ

あたりが定番の商品となるでしょう。

利益が出てくるようになったら、リアルな商品・サービスを作るのも面白そうですね。

イケハヤはガチの田舎に住んでるんで、どでかい土地でも買って「DASH村」みたいなレジャースポット(温泉付き)を作りたいとか思ってたりします。コンテンツもできるし一石二鳥!

リアル商品の場合、化粧品、アパレル、アクセサリー、手帳、バッグ、スマホケースなど、ユーザーが身につけるものは相性がよさそうですね。

関連するところでは、イケハヤは「鹿の毛皮を使った小物製品(スマホケースなど)」を開発予定だったりします。

元アシスタントが起業して事業化するとのことなので、うちのチャンネルも絡めて売っていきたいなと。革小物なんかはYouTubeと相性いい感じがしますね。

商品作りそのものもコンテンツになるのが、YouTubeの面白いところです。ただコツコツと動画を撮るだけではなく、視聴者と一緒にブランドを作り上げていくと、よりエンゲージメントが高まるでしょう!

5. 投げ銭(収益性:★★☆☆☆)

あまり知られていませんが、YouTubeには公式の投げ銭システムが実装されています。「スーパーチャット(スパチャ)」と呼ばれていますね。

ゲーム実況やVTuberのライブ配信でよく使われており、たとえば「うめだJAPAN」さんはバイオハザード4の実況時に、約30,000円もの投げ銭をもらったことを報告しています。

1回のゲーム実況で3万円の投げ銭……。

投げ銭だけで食っていけてしまいますね!この時点では登録者7,000人とそこまで多くないので、なかなか夢があります

うめださんの例を見る感じ、ゲーム実況で食っていくハードルは、意外と低いのかもしれませんね。

なお、スーパーチャットはライブ配信専用なので、録画配信には対応していません。

投げ銭はコンテンツの相性が問われるので、汎用度は低いです

イケハヤ大学も……投げ銭マネタイズはメインとしては考えてません。アイドルの方とか、ゲーム実況者の方は便利に使えるはずです。

6. メンバーシップ(収益性:★★★☆☆)

投げ銭機能に加えて、登録者が一定数を超えたチャンネルには「メンバーシップ」機能が解放されます。いわゆるサブスクリプション(月額課金)です。

様子見を続けていたのですが、イケハヤは2020年7月に、メンバーシップを開始しました。

料金プランは2種類で、

  • 聴講生(月980円):限定コラムが読める
  • VIP(月2,990円):それに加えて、限定講義が週3本届く

なんて設計です。

ぶっちゃけの数字をいうと、スタート2ヶ月の時点で1,500人以上の方に登録してもらっています。

30%の手数料を支払ったあとの収益は、月250万円ほどです。広告収入が100〜200万くらいなので、すでに広告を上回る収益性となっています。

ただ、実際どうかというと、収益性は決して高くないとも感じています。手数料が30%なのがでかいですね……また、高額な月額費用も取りにくい雰囲気があります。

メンバーシップでやっている講義は、月額30,000円でも成り立つと考えています。もちろん人数は大幅に減るわけですが、それでも100人程度の顧客は維持できるでしょう。となると、自社決済でやれば単純に売上300万弱になるんですよね。

一応はうまくいっているメンバーシップですが、収益性とのバランスを考えて、今後別のやり方で課金する可能性も高いです。

ひとまず、登録者2,000人、3,000人を目指してコツコツと努力を継続します!

メンバーシップ参加者を増やすハックについては、目下研究中です。いい仮説が見えたら追記しますね。

その他のマネタイズ方法。

企業案件の変形パターンとして、イケハヤはいずれ「イケハヤ大学での講義配信権利を有料販売」する予定です。

というのも、登録者が50万人くらいになってくると、お金を出して講義をやりたい企業・人が出てくると思うんですよね。露出の獲得になりますから。

50万人規模だと、動画1本で5万回の再生は期待できると思われます。

1再生あたり5円として、1本あたり25万円を徴収する……なんてビジネスモデルが実現できそうですね。

これを月に10本受注すれば、それだけで250万円の上乗せです。年商3,000万なので悪くないですね!

このやり方なら、広告主が作った講義データをサクッとアップすればいいだけなので、労働量に対するコスパは抜群です。

多くの登録者を獲得しているチャンネルは希少性が高いので、ブランドをPRしたい企業にとっては喉から手がでるほど利用したいメディアになる可能性があります。

そのためには、チャンネルをコツコツ育てること!稼いだお金はがっつり投資に回し、チャンネルを育てていきたいと思います。

YouTubeの機能改善を考えると、まだ見ぬマネタイズ方法も登場してくると思われます。

・より高単価なメンバーシップ
・有料動画の販売
・ライブ配信の入場チケット販売
・バーチャルアイテムの販売

なんてところは、実装してくる可能性は十分にあると見ています。

「YouTubeのマネタイズ」はまだまだ歴史が浅い領域なので、新しい手法が出てきたら追記していきます!VRの時代が来ると、また様相が変わりそうですね。

コラム:高額商品を用意しろ!

これは賛否両論あると思いますが……。

「YouTubeで稼ぐ」を最短距離で実現したいなら、高額な自社商品を用意しましょう。

たとえば、この本はいい例です。

29,800円の書籍を、100冊売ったら手取り250万円くらいになりますよね。

いいものを提供するのは大前提として、「29,800円の電子書籍を100冊売る」のは、そう難しい話ではありません

商品を作り込み、やるべきマーケティング施策(LINEでの囲い込み、SNSでの告知)を実施していけば、サクッと稼げるはずです。

YouTube広告で年間250万円稼ごうとすると、年間830万再生(1日2.2万再生)が必要になります。

イケハヤの考えでは、これを実現するのはそう簡単ではありません。29,800円の本を100冊売るほうがはるかにラクです

高額商品を用意するのは勇気がいることですが、自分のレベルを上げるためにも、少量販売で挑戦してみるのをおすすめします。

上記の例は電子書籍ですが、それ以外の売り物でも構いません。

「超こだわり!手作りブルーベリージャム」を、年間100ボトルだけ相場の10倍(300グラムで1万円とか)くらいで売るとか面白いですよね。

「購入者特典として、限定動画をプレゼント!」なんて施策を絡めてもいいでしょう。

デジタルメディアでファンを獲得すれば、市場価格よりも大幅に値上げした商品を販売することができます。

こういうことを書くと「ぼったくりを肯定するのか!」とか言われるんですが、ブランド品のマーケットに近づくということなんですよね。

ルイ・ヴィトンの商品だって、圧倒的に割高ですが、それでも売れてます。これからは、小さな個人が作る商品がブランド品になっていくのです。

熱心なファンからしたら、大好きなYouTuberの限定グッズは、ルイ・ヴィトンのカバンより価値があるでしょうしね。

「高額商品を売れ」というのは、すなわち「ブランドを作れ」ということなのです。ブランディングのツールとしてYouTubeやSNSを捉えると、うまくビジネスを回していくことができるでしょう。

コラム:売却前提ならこんなメディアを作る。

イケハヤの読みとして、2021〜2022年くらいに、日本国内で「YouTubeチャンネルの買収」が行われるようになると見ています。

YouTubeチャンネルを育てていくのは、時間とお金がかかります。

5Gが普及し始めたあたりで「うちの会社もYouTubeやらないとな……」と考える企業が増えます。

このとき、潤沢なキャッシュがある企業は「今から育てるの大変だし、人気のチャンネル買収するか」という思考になります。

バリュエーション(評価額)の算定は難しいですが……「年間収益の10〜30倍」くらいが買収額の目安になる気がします。まぁ、これは完全に「気がする」というレベルの話なので、話半分でどうぞ。

つまり、今からチャンネルを育てて、年商1000万規模にまでもっていけば、サクッと1〜3億円で売却できる可能性があるわけですね。なかなか夢があります!

高値での買収を実現するためには、「動画のジャンル」「買収先が引き継ぎやすい設計」「ブランドづくり」が大切です。

イケハヤなら、こんなテーマでチャンネルを作りますね!いくつか案を載せておきます。パクっていいですよ!

【アイデア①】
チャンネル名:お金の殿堂〜あなたが知らないマネーのすべて
内容:中学生でもわかるレベルのマネー講座の提供。経済用語解説、資産運用全般、FX、相場ニュースなども扱う。顔出しはなし。キャラクター「マネゾウ君」が解説。有識者とマネゾウ君の対談コンテンツも配信。

【アイデア②】
チャンネル名:サルでもわかる就活のすべて
内容:超初心者向けの就職活動講座。アホっぽいサル「アサホル君」と、賢いゴリラ「カシゴリラ」がメインキャラクター。顔出しはなし。ゴリラが教える面接テクニック、企業への取材(有料で受注)、企業分析などを投稿。

【アイデア③】
チャンネル名:Travel Wonderful
内容:旅行系メディア。全国各地の観光名所のガイド、お土産情報などを淡々とスピーディかつハイクオリティに投稿していくキュレーション動画メディア。SEO流入で稼ぐ。

【アイデア④】
チャンネル名:ハゲゲノゲ
内容:育毛に特化した動画メディア。エンタメっぽいハゲネタでアクセスを稼ぎつつ、育毛アフィリエイトに流していくモデル。

【アイデア⑤】
チャンネル名:ビジネスニュースヘッドライン
内容:日々のニュースをナレーターが配信。「ガイアの夜明け」のような企業分析モノ、バラエティ寄りの新商品レビューなども実施。

【アイデア⑥】
チャンネル名:インテリアクリップ
内容:家具、インテリアグッズの動画レビュー。有名人お宅訪問企画でアクセスを稼ぎつつ、SEOで育てていく。

【アイデア⑦】
チャンネル名:パオパオチャンネル
内容:幼児向け。子象のパオパオが人生で大切なことを学んでいく「デジタルえほん」。

などなどなど……いくらでも企画は出せますね!メディアの買収自体は過去にも多数行われているんで、事例を見るとヒントが得られるはずです。

さらに先を見ると、「VRコンテンツを提供するYouTubeチャンネル」なんかは面白くなってくるかもしれませんね。

機材の進化が早いので、参入タイミングが難しいところではありますが……。今から動いてリーダーシップを取っておけば、先行者優位取れそうです。

あまり知られていませんが、YouTubeにはすでにVRコンテンツが提供されています。デバイス持っている方はぜひお試しを。

ブログメディアにはなかった流れとして「キャラクターアセットの買収」は流行るかもしれませんね。

幼児向けにいい感じのキャラクターを育てておくと、ベネッセとかに買ってもらえるかも……。

大人が安心してこどもに見せることができるチャンネル&キャラクター」ってそう多くないので、ここを狙うのは熱いですね。

おすすめ機材、アプリの紹介。

制作環境についても聞かれるので、随時更新形式で紹介します。

現在、以下の機材とアプリを利用しています(随時更新)。

【メイン機材】
・iPhone 11 Pro
(動画作成)

【サブ機材】
・MacBook Pro(動画作成)
Logicool Webcam C920R(メインカメラ)
SHURE ダイナミックマイク SM58(マイク)
ammoon AGE03(ミキサー)
・iPhone XS Max(サブ端末)
Osmo Pocket(対談、野外収録時に利用)
・Insta360 One(360度動画撮影用)
Elgato HD 60S(ゲーム用キャプチャボード*Mac対応)
AVT-C878(ゲーム用キャプチャボード*Mac対応)

【アプリ・サービス】
・Keynote
Final Cut Pro(動画編集)
OBS(配信ツール)
SocialBlade(競合分析アプリ)

イケハヤ大学は「スライド講義」が中心なので、機材はミニマムで済んでます。

MacBook Proのスペックはこんな感じ。ストレスなく撮影、編集できてます。

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マイクはいろいろ試行錯誤した結果、ミキサーにつなぐことで品質を安定させることができました。ここまでたどり着くのに、3万円くらいロスしました……。

ノイズなどに困ってるなら、ぜひミキサーを導入してみてください!ケーブルはXLR規格でつなぐのを忘れずに……。いわゆる標準プラグだとノイズが入ってしまいました。

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カメラに関しては、iPhoneの内蔵カメラが超優秀なんで、初期はこれで十分すぎる感じです。

イケハヤ大学では、現状Logicoolのウェブカメラでまかなってます。高いカメラ使う必要性は……今のところ感じませんね。

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また、iPhoneはマイクも優秀なんで、外部マイクも使っていません。

初期はイヤホンマイクを付けていたんですが、続けているうちに不要であることに気づきました。

外で収録するときは風切り音が入るので、「風防(ウィンドジャマー)」をつけるといいでしょう。こういうやつです。

なお、がっつり編集が入るような動画に関しては、外注で制作しています。さすがに時間がもったいないので。

サクッと自分で編集するときは、スマホのiMovieかVLLOを使ってます。といっても、現状ほとんど使うことはないですが……。

「Final Cut Pro」は自分でも触れるようになりたいですね。動画編集勉強します!

(追記:ゲーム実況動画を作るために、Final Cut Proを買いました!慣れてきたら解説追加します。)

(2019.6.13追記)OBSを使い倒す!

「やわラボ」のやわらかゆーすけさんのコンサルを受けて、配信をレベルアップさせることができました!

配信レベルを上げる上で、特に重要なのが「OBS」の活用です。これはぜひとも習得しておきましょう。ちょっと難しいですが、学べば習得できます!

「OBS」は無料で使える超ハイスペック配信ツールで、Mac/Windowsで動作します。

「なぜこれが無料???」というレベルの仕上がりで、配信ツールなら実質これ一択ですね。

ゲーム実況をやりたいのなら、OBSは必修科目といっていいでしょう。

OBSを使うと、

・事後の編集不要で、いい感じの一発撮り動画が取れる
・ゲーム実況ができる
・クオリティの高いライブ配信ができる
・ライブ動画にテロップなどを入れることができる
・複数のカメラの映像を取り込むことができる
・iPhoneのカメラ映像をリアルタイムに取り込める

などなど、様々な編集が可能になります。

(追記の追記)操作方法を動画でも解説してみました。パスワードは「ikeuni」です。

たとえばこんな感じで、自分の顔をワイプで入れることなんかも、超簡単にできます(*下の動画は削除済なので画像だけです。クリックしても再生されません)。

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編集の幅は無限といってもいいので、実際に作品を作ったらここにサンプルを追加していきますね。しばらく使い倒します!

OBSでワイプを入れよう!

OBSを習得するためのエクササイズとして、おすすめなのは「ワイプを入れる」という作業です。

「ワイプ」というのは、テレビなんかでもよくある「画面のはじに人がちょこっと映ってる」あれです。OBS使うと、あのワイプはすぐに作れます!

イケハヤ大学では、プレゼン資料を読み上げている様子を、資料の上にワイプで映しています。左下にぼくがいますね。

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OBSの使い方は一度覚えれば簡単です。上のような動画を作るケースを想定して、順序立てて解説します。

まずは「シーン」を作ってください。「+」をクリックすると、新しいシーンが作れます。

ぼくは「game stream(ゲーム配信)」と「main」の2つのシーンを用意しています。

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シーンができたら「ソース」を編集していきます。

イケハヤ大学のソース構成は、こんな感じです。

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まずはワイプ用のカメラを呼び出します。

「+」を押して「映像キャプチャデバイス」をクリック。

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すると、PCに接続されているカメラが表示されます。PCに内蔵されているカメラも呼び出せるはずです。画質の関係で、うちはウェブカムを使ってます。

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「OK」をクリックすると、シーンにカメラ画像が追加されます。任意の場所に移動させましょう。サイズも変えられます。

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続いて「ロゴ」を呼び出しましょう。

「+」をクリックし「画像」を読み込めば、同じようにシーンに追加できます。任意の場所に配置しましょう。

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続いてプレゼン資料を呼び出します。「+」をクリックし、「ウィンドウキャプチャ」を選択します。

Keynoteを選択して、OKを押します。

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最後に「+」をクリックし、マイクを読み込みましょう。「音声入力キャプチャ」で呼び出すことができます。

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あとは呼び出した要素をいい感じに配置すれば、配信画面のできあがりです!

Picture pc 6b3596d23f59e0615eafd14d8a0c920fシーンを作って、ソースから要素を呼び出して配置する」というのが、基本的な流れです。

録画をする場合は、ここからそのまま「録画開始」で収録をスタートしましょう。

ライブ配信をする場合は「設定」から「配信」を選び、配信したいプラットフォームを選択します。

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配信設定はウェブにも説明がたくさん掲載されているので割愛します。

プラットフォーム側の「ストリームキー」を取得して入力するだけなので、そう難しくありません。

ちなみにぼくは、Twitter/Twichに同時配信できる「Restream」を使ってます(しばしば音が出ないエラーが発生しますが……)。

配信ボタンを押せば、今編集したシーンがそのままライブ配信されます。

以下の動画は、OBS経由でライブ配信をしてみた例です。

左に自分を、右にブラウザを映し出してみました。背景画像はKeynoteでサクッと作ったものです。

こちらも同様に、ブラウザを見ながら配信しています。ライブではなく録画一発撮りです。

iPadを呼び出せばリアルタイムで板書、イラスト制作もできますね。ミキサー経由で楽器を繋げば、リアルタイムで演奏も流せます!

なお、ゲーム実況をする場合は、別途キャプチャボードが必要になります

接続後「映像キャプチャデバイス」から、ゲームの映像を呼び出すことができます。

ぼくは「Elgato HD60 S」を使ってます。初心者にはこれがおすすめ。

OBSとの連携は一癖あるのですが、Macでも動作が安定しているので助かりますね!

Elgatoの使い方は、ウェブに解説が充実しています。難易度高めですが、ぜひ挑戦を。

(追記:Elgatoが不調のため、「AverMedia」の「LiveGamerPortable 2」に変えました。相性問題は難しいです……)

2019年5月追記:ノイズ対策・除去の方法

仮設のスタジオがノイジーな環境だったため、単一指向性(口元以外の音は拾わない)のマイクを購入しました。

マイクを変えてだいぶマシになったのですが、なぜか他のノイズが入って、音質が安定しません……。

苦慮していたところ、詳しい方にアドバイスをいただけました!

以下のポイントを気をつけたところ、かなり改善したので共有しておきます。

・マイク位置を固定する(音質の安定)
・マイクは口からなるべく離す(低音ノイズ除去)
・マイク収録音量を落とす(音割れ、歪み対策)
・ポップフィルターの導入
・機材の見直し

大きな問題として、マイクが近すぎたみたいですね……。ノイズに悩んでいる方はマイク距離をの見直しを!

加えて、OBSの「ノイズ抑制」も利用しています。「音声入力キャプチャ」からフィルタを選択すると設定できます。
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OBSの「ノイズゲート」を使うと逆にノイズが入ったので、そこらへんは各自で検証してください。

少し上の機材紹介でも書きましたが、最終的に「ミキサー」を導入して、マイクをXLRケーブルでつないだら、ノイズはかなり抑えられるようになりました!ミキサー重要ですね……。

【随時更新】Q&Aコーナー

サービス拡充につき、こちらのコーナーは終了します。

質問がある場合は、冒頭にリンクを張っているサポートシートをご活用ください!

Q:動画を検索に載せるために必要なことは?

現在、チャンネル登録者数が250人弱で「仮想通貨」のチャート分析や情報配信をしています。登録者数がだいたい一日に10人程度で増加していると思われます。

シークレットウィンドウにてYouTubeを開いて、「仮想通貨」で検索してもなかなか上位に表示してもらえません。
SEO的観点でタイトルやタグを決めて行くべきでしょうか?

ぼくと同じく仮想通貨ジャンルですね!

データ分析するとわかりますが、そもそも検索ってあんまり使われてないんですよね。

経験上、検索で上位を取っても、そこまで再生回数は伸びませんし、登録も増えません。

なので、むしろ意識すべきは「関連動画として露出するかどうか」だと思います。

人気の仮想通貨関係の動画の横に、自分の動画が出てくるかどうか、ということですね。

たとえば、ぼくの動画は「アンゴロウ」さんの関連動画枠にちょいちょい出てきます。データ的に見ると、検索よりも、この導線のほうが強いですね。

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関連動画にどう出るかは……明確にロジックを把握していません。けっこう変動がある印象です。

・チャンネル登録者数が一定以上(1,000人)いる
・動画を定期的に更新している
・視聴離脱率が低い

なんてあたりが重要だと思われます。

仮想通貨ジャンルだと、2,000人を超えたあたりで関連が取りやすくなった感じがあります。

まずは2,000〜3,000人登録を目指して、コツコツと動画を作っていくのが、結局のところ最短距離なのではないかと思います!

Q:検索ボリュームの調査方法

私はまだ登録者数も少ないので、当面は動画のネタやタイトルづくりは検索ワードに頼ろうとしています。

特に検索ボリュームの調査について、何か良い方法やツールがあったら教えてください。

質問ありがとうございます。

結論からいうと……そのフェーズなら、検索ボリューム・検索流入はそこまで意識しなくてもいいかな、と考えます。

といのも、検索経由で動画が消費されるのは、比率でいうとまだまだ小さいんです。

狙う価値はゼロではありませんが、優先順位的にはもっと他にやるべきことがあると思います。

うちのチャンネルの場合「検索流入は全体の5%」程度です。

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関連動画とブラウジング機能が大半を占めていますね。
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検索はあくまで「おまけ」的な流入にすぎないので、そこをメインで攻めても果実は小さそうです。

流入を取るなら「関連動画」「ブラウジング機能」を攻めるのが効率がいいでしょうね。具体的にいえば、

自分の動画と似たジャンルの人気動画に、タイトル・内容を寄せる(関連動画に出やすくなる)
SNS経由で登録者を獲得する(ブラウジング機能に出やすくなる)

検索を取るなら、Google検索で上位表示を狙うのが賢いでしょうね。この検索ボリュームは「キーワードプランナー」などで取得できます(が、ぼくは使ってません)。

Google検索はYouTube検索よりも表示回数が格段に多いと思われるので、クエリによっては再生回数増につながります。

とはいえ、Google検索に食い込むにはある程度の登録者・再生回数が必要だと思われるので、順番的には「SNS経由で登録者を獲得する」のが優先でしょうね。

総じていうと、YouTubeのアルゴリズムをゼロから攻略するより、SNSやブログを攻略してフォロワー数を増やし、それらのメディアからYouTubeに流す方が効率がいいと思います

ツイッターやブログがある程度読まれていれば、登録者1,000人程度な半年程度で到達するはずです。

大変ではありますが、同時並行でコツコツ淡々と育てていくしかないですね……。

Q:著作権関係について

書籍の内容が10万円でも安すぎると思えるぐらいに素晴らしい内容でした!
ありがとうございます!!
いつもイケハヤさんの動画を見て勉強しています!
1. 本の内容を短くまとめて動画をアップするのは著作権的に引用になるので問題ないのですか?
2. サムネイルに本の表紙を使うのも引用になるのでしょうか?
3. また、引用の場合説明欄にリンクやタイトルを明記しなければならないですか?

それぞれ回答していきますね。

イケハヤは著作権の専門家ではないので、あくまで動画配信者としての意見になります。

まず「1」ですが、「書籍の要約動画」は引用の範囲になると考えている派です。

ここらへんはやり方しだいでもあるので一概には言えませんが、「自分が気に入った書籍のフレーズを複数引用して紹介していく」ような動画なら、まったく問題ないでしょう。

「書籍からコピペしてbotに読み上げさせる」のは、創作性が低いため、出版社からクレームが来るかもしれません。

「2」については、まったく問題ないです。レビュー動画において、書影(表紙)が著作権侵害になるケースはさすがにありえないと言っていいでしょう。

「3」についてはそのような理解ですね。説明欄のリンクにAmazonアフィリエイトを使うのはOKっぽいので、ぜひアフィリエイトにしておきましょう。

なお、YouTubeのペナルティは「事前警告+3ストライク制」です。

もしも違反していたとしても、すぐにチャンネルが削除されるわけではありません。イケハヤも過去に2回警告を受けてますが、問題なく運営できています。

YouTubeのガイドラインは曖昧なので、場合によっては多少グレーなところを攻めながらやっていくくらいが、ちょうどいいかもしれませんね。

Q:ツイッターからの流入について

イケハヤさんも動画の中でおっしゃっていましたが、Twitterで20万人フォロワーがいるイケハヤさんの場合、最初からもっとTwitterからYouTubeへの流入があるはずだと僕は考えていました。

僕なりにTwitter⇒YouTubeへの流入が意外に少なかった理由を考えてみたところ、「情報取得コストの差」が1つあるかと思います。

情報取得コストはその名の通り、情報を得るために取得者が支払わなければならないコストで、以下のようなものがあると考えています。

例)お金、時間、手間(ボタンを押す・イヤホンを取り出す)、ギガ数...など

Twitterは140文字という短さで、手間もかからず、ギガ数も減らないから情報取得コストは低くく、YouTubeは逆に高い、ブログは中間、という感じです。

これを踏まえた上での「質問」です!

あともう一点、情報取得コストに含まれるのが「誰が発信しているか?」というものです。

視聴者は、イケハヤさんのように「お金を既に稼いでいる」などの実績がある人の勉強動画なら観る気になると思うのですが、僕のような一般人の場合、めちゃくちゃつまらない動画を作っている可能性が高いのでは?と視聴者は思いやすく、一般人がいきなりYouTubeに参入するのは厳しい気がしています。

なので僕はTwitter⇒ブログ⇒YouTubeの流れで参入しようと思うのですが、このプロセス・考え方に対してイケハヤさんはどう思われますでしょうか??

ツイッターやブログでブランディングをしてからYouTubeにいくというのは、間違ったロジックではないと思います!

が、イケハヤ的に考えるなら、始めからぜんぶやるのがいいですねw

個人ブランディングという観点なら、攻めるメディアプラットフォームは多ければ多いほどいいです。加えてTikTok、インスタグラムを攻めたら最高です。

もちろん、リソースには限度があるので、すべてを攻めるのは簡単ではないです。

が、ツイッター&ブログ&YouTubeくらいなら、割と攻め切れます。逆にいうと、この程度の攻城ができないのなら、素人からの参入はあんまりおすすめしません。ぜんぶやりましょう!

最初はどうやってもつまらない動画しかできないので、練習あるのみです。「ヘタなりに見てもらえる」方法もあるので、開発しまくるしかないです。

泥沼をもがいているうちに、じわじわと数字が実績に変わっていきます。

一つ言えるのは、長い目で努力するのがおすすめです。ぼくも最初の2年間は収益ゼロでブログ書いてましたから……。応援してます!

定期的な振り返りコーナー

(2019年10月1日)

毎日更新を続けて、ほぼ1年経過です!いやー、長かった……w

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2019年1月くらいに大きな波があり、そこからはデイリー2.5万再生程度をうろうろという感じですね。

登録者数をみるとこんな感じ。割と波があります。概ね、再生回数に比例しますね。

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1年で約6万人まで成長できたので、十分合格ラインだと自画自賛しておきます!5年後には100万人くらいのチャンネルに育てておきたいですね〜。

(2019年3月29日)

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2月はメルマガの立ち上げをしていたので、少しコミット量を落としました。3月は通常ペース(1日2〜4本)に戻した関係で、数字が上がっていますね。

やはり言えることとしては「本数は正義」という感じです。すべての数字が本数と比例しますね……。

3月からは作り方を変え「1本のニュースをひとつの動画で解説する」スタイルにしました。

もともとは「複数のニュースをざっとまとめて紹介する」感じだったのですが、これだと再生回数いまいち伸びないんですよね……。

スタイルを変えたところ、再生回数は如実に伸びました。1万再生を超える動画も着実に増えてます!

雇用や格差の問題についての動画がよく再生されますね

テクノロジー系、ビジネストレンド解説はいまいち……。まぁ、ここらへんはブログメディアと同じ傾向です。

ある程度「型」が見えてきたので、ブラッシュアップしながら毎日更新を続けます。デイリー100〜150人ペースで増えているので、年内5万人はいけそうですね。

(2019年5月15日)

YouTubeをはじめて1年半ほどが経ちました!

なんとか20万人登録まで持っていけたので、まぁよしとしましょう。数字はこんな感じです。

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初心者向けの講義を増やしたところ、かなり数字がよくなりました。本文でも書きましたが、目線を下げることはとても大事ですね。

とはいえ大ヒット動画がなかなか出ないので、引き続き試行錯誤の日々です。

最近は少しずつ、自分の芸風ができてきた気もしています。やっぱり3年はやらないとダメでしょうね……。

(2020年9月7日)

この1年でかなり市場が変わりましたねぇ。

攻略法自体は大きく変化はないのですが、全体のレベルはグッと上がりました。

芸能人の参入も、もはや当たり前になりましたね。エンタメ系はだいぶ苦しいのかも……。

うちのチャンネルは、20万人あたりから登録者数が伸び止まっており、次の一手に悩んでいました……。

ネタかぶりも激しくなり、2020年4〜6月くらいは消耗していましたね……。

この消耗を打開してくれたのが、YouTubeメンバーシップです。「課金してまで聞いてくれる人」がいるという事実は、無料動画の更新モチベーションの再燃にも繋がりました!

しばらくは「メンバーシップの参加者最大化」を主眼に努力を継続しようと思います。自社商品の開発がなかなか進んでいないので、有料動画を再活用しながら、98,000円程度の商品ラインも育てていきます。

またどこかのタイミングで、大きな波が来る予感もしています。コツコツと更新を継続して、チャンスを掴みたいと思います。

ひとまず、おわりに

これから始める人、あるいは始めたけれど成長に悩んでいる人にとっては、何らかのヒントを届けられたと思います。

プラットフォームとしてのYouTubeはまだまだ進化していくでしょう。

つい先日も、インスタグラムのような「ストーリー機能」が追加されています。この機能をうまく使っている配信者を見つけることができなかったので、書中では言及していません。

UI/UXの改善を見ていると、TikTokのようなショートムービーを取り込んでくる動きも進みそうです。

「動画メディアは儲かる」ことが明らかになってくると、大手資本も続々と参入していきます。早ければ2020年中頃あたりから、億単位の予算をもったプレーヤーがガンガン入ってくると見ています。

変化の激しい市場なので、この書籍はしばらく加筆修正を繰り返していくことになるでしょう。

イケハヤ大学も日々実験を重ねていきますので、どうぞ今後の更新をお楽しみに!

付録:YouTubeスタート講座(全10回、1時間半で修了)

テキストとかぶる部分もありますが、動画で学びたい人はこちらをどうぞ。

パスワードは「ikeuni」で統一しています。

【1. なぜ今YouTubeなのか?】

【講義のポイント】

・5Gは2020年春スタート。本格普及は2021〜2022年頃と思われる
・5Gになるとギガ制限が大幅に緩和され、アップロードスピードも早くなる
・動画市場は拡大が見込めるため、今のうちから手を付けておくべき

【2. YouTube攻略の前提】

【講義のポイント】

・YouTubeは特化型が有利
・1チャンネル1テーマに絞ろう
・YouTubeのおすすめアルゴリズム(関連動画、ブラウジング機能)に乗ることが「超重要」

3. 専門知識を売りにしたチャンネル設計

【講義のポイント】

・YouTubeはまだまだブルーオーシャン
・専門的な知識で穴が空いているようなら、そこを攻めよう

【4. 人気ジャンルの切り口を変えて攻める】

【講義のポイント】

・人気ジャンルはニーズが強いので、小さなシェアでも再生回数は大きく伸びる可能性あり
・エンタメ、キッズ、ゲーム、美容、グルメなどなど、大手チャンネルを分析しよう

【5. まだ見ぬ市場を作りにいく】

【講義のポイント】

・これから伸びてくる市場をターゲットにチャンネルを作るのもあり
・例を挙げると「Vlog」「360度動画(VR)」「ビジネスパーソン向け講義動画」など

【6. 初心者向け、動画撮影・編集の始め方】

【講義のポイント】

・まずは手持ちの機材で挑戦してみるべき。スマホでも問題なし
・Videoleap、Premiere Rushなど、高性能なスマホ編集アプリも登場
・はじめのうちは更新頻度を重要視して、毎日更新できる内容を心がけよう

【7. チャンネルを分析しよう】

6【講義のポイント】

・再生回数の大半は、アルゴリズム経由
・YouTubeは動画の視聴維持率、回遊率、クリック率などを見ているのではないか
・質の高い動画を作り、アルゴリズムに愛されよう

【8. マネタイズについて】

【講義のポイント】

・YouTube広告は原因不明でBANされることがよくあるので、依存するのは危険
・自社商品を用意し、そこに流していくチャネルとしてYouTubeを捉えるのがベスト

【9. イケハヤが利用している機材とソフトの紹介】

【講義のポイント】

・機材やソフトは自分に合ったものを使おう
・イケハヤの場合は「MacBook Pro」「ウェブカメラ」「単一指向性マイク」「マイクスタンド」「バックスクリーン(クロマキー用)」という機材構成。自分を照らすための「ライト」も購入予定
・ソフトウェアは「OBS」と「Final Cut Pro」を利用

【10. 講座のまとめ】

【講義のポイント】

・YouTubeにかぎらないが「継続更新」がとにかく難しい
・無理せず淡々と続けられるチャンネル運営を意識しよう

YouTube攻略事例インタビュー!

パスワードは「ikeuni」です。

あるごめとりい(ホラー)】

タビワライフTV(旅・キャンピングカー)】

付録:AI動画制作勉強会(2019年7月)

付録:勉強会 with ふじこせんせい(2019年8月)

パスワード「ike_ben」です。
最初の動画、機材トラブルで5分ほど無音が続きます。ご容赦を!

付録:Vimeoの活用方法

「ike_vimeo」で閲覧できます。